風雪のビバーク(ふうせつのびばーく)
「サイゴマデ タタカフモイノチ トモノベニ スツルモイノチ トモニユク」
という壮絶な遺書を残して槍ヶ岳北鎌尾根で亡くなった松涛明氏の登山の記録。深田氏のファンな
登山と、松涛氏の先鋭的な登山の対比、というのがよく日本の登山史を語る上で必ず語られる。山ヤならこの本は必ず読むべし。
フォーカスト・ビバーク(ふぉーかすと・びばーく)
「予定された不時露営」という訳語が充てられますが、要するに、登山計画の中に折込済みの、
テントや山小屋以外の場所で簡易的に露営すること。
フォースト・ビバーク(ふぉーすと・びばーく)
不時露営。一般的にビバークと言った場合フォースト・ビバークを指す。
予定していた目的地や下山地まで辿り着けず、山中、キャンプ地以外の場所で一夜
を明かすこと。要するにフォースト・ビバークをする、ということは遭難の一歩手
前の状況にある、ということだ。
フェース(ふぇーす)*岩登り*
手がかりの少ない一枚岩のこと。
深田久弥(ふかたきゅうや)
文学作品である「日本百名山」という文章を書いた作者。もともとは新聞だか雑誌だかの連載
だったものが1冊の本にまとまり出版されたのであるが、その中で紹介されている山が、文章
とは切り離されて無味乾燥なリストとして出回り始め、この山に完登するのが1つのブームに
なっている。
所詮深田氏個人の好みの山ではあるが、しかし、ここに紹介された山の、少なくとも7割は
「この山を抜きに日本の山は語れないだろう」というような山であるのもまた事実。百名山
を目指す中高年者は深田氏を信奉し、百名山を完登すると深田氏終焉の地、茅ヶ岳へ向かうのだ。
尚、「ふかた」と振り仮名をふったが、「ふかだ」だという説もある。ただ、本人が「FUKATA」
とサインした記録が残っているので、私は濁らない説をとった。
武器(ぶき)
箸のこと。場合により、フォークなども含まれることがある。もしくは食事の武器、という言
い方もするが、にしても、何故武器?語源はロシア語の「ビューキ」からだという説もある。
ふきだまり(ふきだまり)
風というのは、地形によって強さが変わり、尾根などに当たって風が弱くなる場所があります。
こういったところでは、大抵飛ばされてきた雪が大量に積もるので、雪が深くなります。この
場所をして吹き溜まりと呼びます。吹き溜まりから雪崩は発生することが多いそうなので、吹
き溜まりや吹き溜まりの下流にはできるだけ近づかないようにするのが賢明です。
吹き出物(ふきでもの)*一般*
それってやっぱり顔を洗えないのと便秘になりやすいのが原因?
フキノトウ(ふきのとう)
春になると雪の間から出てくる緑色のあれがフキノトウだ。低山の残雪ハイキングの風物詩、
といったところだろうか。
伏流(ふくりゅう)
川の流れが一旦地面の下に潜って、地上からは見えなくなる場所がある。この場所をして伏流、伏流水などという。
富士山(ふじさん)
登山者の中には富士山を登る山ではないと揶揄する人も多いですが、やはり富士山は日本一の
山でして、一味違うな、というのがその印象。まだ登っていない人にはぜひチャレンジしても
らいたいものです。(1度登れば充分ですが)
二ッ玉低気圧(ふたつだまていきあつ)*冬山*
日本海側を東へ進む低気圧と、太平洋側を東へ進む低気圧が同時に
やってくること。途中で合体し勢力を増す。典型的な遭難気象だ。
淵(ふち)*沢登り*
水深が深くなって水が淀んだ場所。
船窪(ふなくぼ)
二重山稜のちょうど真中の窪地。
踏み跡(ふみあと)*一般*
人が通った跡がついている場所で、登山道よりは道が不明瞭な場
所。「登山道というよりは踏み跡といったほうが」、といった具合に使う。
尚、雪の上についた踏み跡は、「トレース」といい、あまり踏み跡とは言わない。
冬道(ふゆみち)*雪山*
なだれのおそれなどから夏道がとおれない場合など、または積雪によって通り易くなるルートで、
冬のみ使えるルートができることがある。これを冬道と言う。大抵尾根沿いにつくのが冬道で、ピークを忠実に踏む冬道と、無名ピークは巻いてしまう夏道、といった構図ができあがる。
積雪があるとホントどこでも歩け てしまうのだ。そして、どこでも歩いて道に迷うというのもお決まりのパターン。僕の場合は隣の尾根を登っておりました。
冬山(ふゆやま)*一般*
一般的に冬山といった場合、冬の山ではなく、積雪がある山をいい、雪山とほぼ同じ。冬の山
でも積雪のない陽だまりハイキングはあまり冬山とは呼ばれないようだ。
フライ(ふらい)*一般*
フライ、もしくはレインフライ、は、フライシートの略でして、テントの外側に張る雨避けの
布のことです。最近はフライのないシングルウォールテントも多くなっていますが、前室がな
いテントは雨の日に不便とのこと。
プラスチック・クライマー(ぷらすちっくくらいまー)*クライミング*
自然の岩を登らない、屋内の人工壁専門に登るクライマーのこと
フラット・フット(ふらっとふっと)*登山用語**冬山*
靴底全体を地面にまっすぐ平らに置くこと。
フリクション(ふりくしょん)*登山用語**岩登り*
摩擦。特に地面と靴底の間のことを言うことが多く、砂地でフリクションが効かない、などと
いう言い方をする。
プルージック(ぷるーじっく)*沢登り*
細引きを登高器にするための結び方。他にカラビナバッチマンなどの結び方もあるが、僕はバッチマンよりプルージックの方が使いやすいと思う。通常プルージックにはザイル径の半分の太さのロープスリングを使う。沢登りの場合9ミリか8ミリの(メイン)ロープを使うのが一般的で、その半分の太さだと4ミリになるが、僕の所属する山岳会では6ミリを使う。一方、僕の知り合いの所属する山岳会では3ミリを使うそうだが、3ミリに体重預けて大丈夫なのか?ちなみに、落ちるとき結び目を握っていると一番下まで落ちられます。
プレヒート(ぷれひーと)
ガスストーブではボタン1つで着火するが、ガソリンストーブの場合予めプレヒート(予熱)を
して温めておかないと火がついてくれないものが多い。プレヒートとはメタなどを使ってストー
ブを温める作業のことをいう。
ブロッケン(ぶろっけん)
見たことないのでわかりません。
←ブロッケン。霧に映る自分の影。
プローブ(ぷろーぶ)
ゾンデ(アバランチゾンデ)、のこと。以前はゾンデと言ったが、登山用語の英語化によって最近はプローブと呼称することになった。
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