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●2002.8.17 双六小屋→新穂高温泉 (晴)
せめて双六まで、とも思ったが、小屋の裏手から3歩上がってやめる
ことにした。とても歩けるような状況ではない。停滞か、エスケープ
か。この晴れ空に残された選択肢は2つだけとなった。
9時まで行くか戻るか迷ったが、ここから先は北アの最深部。エスケー
プできるうちにエスケープするのが吉と踏んで、涙を飲んで一時下山
することにした。
10日分以上の食料の入ったザックは重く、今までで一番辛い下り。
自力で新穂高まで歩き、予定外に降り立ったバスターミナルはすでに
終バスが行った後。入浴した記憶はないので入浴はしていないのだろう。
上高地組を探してみたがこの遅い時間に下山してくる人はそうそうおらず、
1人で大枚はたいてタクシーで上高地へ戻る。
下山後2週間歩くことはできなかった。