
10−11は、苗場山/小松原湿原へいってきました
(和田小屋より往復)
遊仙閣は今年も休業です。山頂ヒュッテは完全予約制ですの
で、宿泊の場合は予約をしていってください。
というわけで、通年の予定に入れた苗場山の裏の小松原湿原
です。どこから入山するか迷ったのですが、あまり車の走行
距離の出ないところということで和田小屋を選びました。で、
募集をかけたところ、2人ばかり網にかかった。うち1人が、
「苗場山興味あるんです」とか言い出した。まあ彼女が百名
山やってるのは知ってるし、僕だって行って悪い気分じゃな
いから、ちょっと無理して苗場山もいくことになった。その
後1人キャンセルで今回は2名。
http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&ll=36.879346,138.691578&spn=0.103945,0.149517&z=13&brcurrent=3,0x5ff6024d64d8fc73:0x95bf49c9336cf985,1
前夜解析雨量とにらめっこしていたのですが、オレンジ色の
豪雨の塊は0時頃には抜ける予報だったので、若干雨に降ら
れるのを覚悟で催行を決めました。タイヤがスタッドレスな
ので、豪雨の中の運転はしんどいのです。で、出発時間を最
後まで調整していましたが、結局予定通り出発。
で、月夜野ICを使って和田小屋下の駐車場へやってきます。
和田小屋からあがって、下ノ芝をこえて中ノ芝で中休止。登
山道が岩でゴロゴロしていて滑りやすいのと、木道が濡れて
いて滑りやすいのでちょっと神経を使います。足の置き場を
間違えると泥沼にドッポンして靴がチョコレートコーティン
グ状態になります。
小松原分岐に相方だけ荷物をデポして、僕は背負ったままで
苗場山へ向かいます。
股スリ岩をこえると神楽ヶ峰の山頂はすぐそこ。僕は下で待っ
ていて、相方は山頂を踏みます。2、3分だから、って言っ
たら10秒だった、とか言ってました。
雷清水で一口水をいただいて(水量は細いですがちゃんと出
ています。僕がいったときは3度とも出ていましたのでこの
水場は信用できると思います)、お花畑をこえて最後の急登。
のぼりきると山頂の一角へ出ます。
稜線に出ると花だらけです。マイヅルソウ、チングルマ、ウ
スユキソウ、ゴゼンタチバナ、オダマキ、リンドウ、ワタス
ゲ、ツマトリソウ、ニッコウキスゲ、チドリ、キンコウカ(多分)
あたりが目立ったのと、あとわかんない花もいっぱい。まっ
さかりでした。
苗場山のCTなんかアマアマだろと思ったんだけど、ほとん
どCTと同じ時間がかかりました。
木道をテクテクと歩いて、遊仙閣の裏の最高点を目指します。
苗場山に立った後は、山頂ヒュッテでビールを1本買っては
んぶんこして乾杯。普段は行動中は飲まないですけど、まあ
半分なら酔ったうちに入らないでしょう。
苗場山の山頂は広大な湿原になっていますが、全部回ると時
間がありません。小回りで周回して、本題の小松原湿原を目
指します。
で、標識には分岐から3時間と書いてありますが、その位か
かります。僕らは休憩を含めて2時間50分でした。
あたりまえですが、小松原分岐と小松原湿原の間では人に会
うことはありませんでした。
最初はゴロゴロの岩をのりこえていくのですが、ここが地図
の迷マークのついているところ。迷ったらまっすぐいってく
ださい。穴ぼこだらけなので足を折らないよう注意が必要で
す。
それをこえると小湿原。もちろん、誰もいません。尾瀬のア
ヤメ平みたいな場所を2人占めですよ。
それから先は樹林ですが、登山道草は生え放題で竹まで生え
てます。でもって、希少な高山植物を踏まないと先へ進めな
い。もう、登山道に進出しちゃってるんです。ゴゼンタチバ
ナとかが生え放題になってます。花だらけの山はだいぶ見て
きましたけど、こんなすごい状態になってるのははじめてで
すよ。フウロやギンリョウソウも何株かみかけました。
残念なことに、道標も皆無に近くルート判断が必要な場所が
何ヶ所かあるので、僕の中では認定バリエーションルートな
のですが、ちょっと読図というか、場数を踏んで経験がある
人には、ぜひ行ってもらいたいところですなあ。
霧ノ塔からおおくだりして、釜ヶ峰のところは昭文社登山地
図と登山道のつきかたが違っています。このへんは気持ちの
いい展望の稜線。下草をけちらして歩きます。日陰山には道
標はありませんが、木の杭がたっています。ここから下り。
登山道はドロドロのグチョグチョでねえ、
…トレランシューズなんですよねえ。ゴアテックスならぬド
ロテックスになりまして靴下までグチョグチョです。沢をわ
たるとほどなくして避難小屋に出ます。
で、避難小屋なんですけど、トイレがありません。水場は目
の前の川のようで、ちょっとあんまり飲みたくないなあ、と
いうのが正直な印象。煮沸して夕食と朝食には使いましたが、
飲水としては飲んでいません。
避難小屋自体はまあまあの作りですが、窓がないのが厳しい
かな。
僕らの前が7/3なので、2週に1組くらいは利用者がいる
模様です。
で、小屋に入ったら、湿原めぐり。
尾瀬とかさ、もう立ち止まることもできない位人が入るじゃ
ないですか。ここは、2人だけ。土日ですよ。土日。
もうすこし訪れる人がいてもいい、とは誰かの弁ですけど、
土日ですからね、この場所なら誰かと遭遇してもいい感じが
しました。まあでも、登山道にあふれでた高山植物を見た後
だと、ああいかにも普通ですね、という感じでした。
夕食は長丁場を見越して軽荷できたのでちょっと寂しい夕食
になりましたが、ワインは1本入れました。酒のんで、飲み
きれないうちに記憶をなくして寝ていました。
朝おきて、再び湿原めぐり。中田代の下までいったので相当
がっつり歩いています。
帰りは小松原分岐まで戻って、和田小屋へ下ります。
小松原湿原は、なんか、地の果てみたいな場所でした。
BGMはドラゴンクエストのほこらのテーマ。
1人でいけたかというと、僕は1人だったら行けなかったと
思います。なんか、途中でもういいや、っていう気分になっ
てひきかえしてたと思う。それに、この2日はひさびさに充
実してがっつり歩いた山行になった。そういう意味で言うと、
意味不明なことを言ってくれた同行者には感謝しています。
天気ですけど、もうわっきーに小松原湿原いってくれ、とい
わんばかりの(この時期としては)最高の天気に恵まれまし
た。1日目は行動中はおおむね晴れで、小屋へ入ってから宵
のうち雨。2日目はくもりで、核心部を抜けたあたりから雨
です。
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駐車場はここを使います。土日を中心にキャパシティ不足の模様。 |
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スキー場の中を歩きます |
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和田小屋 |
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登山届はここ |
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下ノ芝 |
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中ノ芝 |
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中ノ芝付近から |
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山頂の様子 |
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山頂標識 |
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小屋を見上げる |
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ショウジョウバカマ |
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チドリ |
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こういうのはちゃんと三脚立てないとダメだと思った |
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ここから小松原湿原に向かいます |
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チングルマ |
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小松原避難小屋の様子 |
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これでおしまい |

| ルート | 和田小屋−苗場山−小松原湿原−和田小屋 |
| 地図 | Google 苗場山 地形図 苗場山 |
| 難易度 | 和田小屋−小松原分岐−苗場山間は、とくに危険なところはありません。 小松原分岐−小松原湿原間は、道形が不明瞭な場所があったり、道標が皆無だということもあります。本文のとおり若干の判断力が必要なので、僕は昭文社赤破線ルート程度のバリエーションルートに認定しました。 |
| 所要時間 | 和田小屋下駐車場−小松原分岐 2H50 小松原分岐−苗場山 1H40 苗場山−小松原分岐 1H20 小松原分岐−霧ノ塔 1H30 霧ノ塔−日陰山 1H 日陰山−小松原避難小屋 45 小松原避難小屋−中屋敷 30 中屋敷−小松原避難小屋 40 小松原避難小屋−日陰山 1H10 日陰山−霧ノ塔 1H20 霧ノ塔−小松原分岐 1H15 小松原分岐−和田小屋下 2H |
| 他の季節 | (データがありません この欄は互換性のため提供されます) |
| トイレ | 和田小屋・山頂小屋。小松原小屋にはありません。 |
| 水場 | 神楽峰先 雷清水。よく出ていました 小松原避難小屋わき 流水なのであまり水場と認定したくない水場。 |
| 避難小屋 | 小松原避難小屋 程度普通 本文のとおり。 |
| 幕営適地 | なし |
| 交通 | バスの便はありませんので、越後湯沢駅からタクシーを頼みます。6千円くらいだそうです。 和田小屋下に駐車場。あまり大きな車は入らない。 離合困難なのでトレーラは避けたほうが無難。駐車場まで舗装 |
| 登山計画書 | 登山届提出は和田小屋のところになります。駐車場のところにはありませんが、上へあがればポストも用紙もあります |
| 問合せ先・参考文献 | (データがありません この欄は互換性のため提供されます) |
| その他 |
