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今週はお休み、と思った方、ごめんなさい。
一応一時雨、の予報だったので山は多分雨だろうな、と思い、さてどこへ行ったらよいものか。悪天予報だからおっこちそうなところや、距離の厳しいところは避けたいところ。順当にいけば当然恵那なんですけど(まだ行ってなかったんですね)恵那禁止令が出ているので、9月予定だった平標を前倒しすることにしました。場所が三国峠なので天候の急変はあるけど、ま、梅雨の長雨(除集中豪雨)で天候が急変して暴風雨になったりすることはないわけで、足元だけ気をつけて展望さえ諦めればこの時期の雨
は晴れと大して違わないと思います。
地図はこちら。
http://mapbrowse.gsi.go.jp/cgi-bin/nph-mm.cgi?mesh=5538164&res=0&offset=0&method=r?10,603
さて、それでは問題です。「平標山」なんと読むでしょう。
これが、ヒラヒョウとか読むようなら、僕はこの山へ興味を持つことはなかった。タイラッピョウ。うん、実にいい響きじゃないですか。
うちから三国峠方面へ向かうには上武国道から西濃のあるオーバーパスの側道に入って(以下省略)渋川伊香保ICのわきへ出てくるのですが、仕事が立て込んでいて睡眠が良くなかったことと、出発が遅くなったことで、午前1時半についに上武国道を抜けたところでダウン。1時間ほど道路脇で仮眠をするが、結局この睡眠時間がこの夜の唯一の睡眠時間となる。
月夜野を抜ける頃には空も明るくなり、そして一面晴れ渡っている。やはり出てきて良かったと思いつつ三国トンネルをこえると一面ガス。ウィンドシールドにつく水のようなものまで。これだから上信越国境は。
入念に調査済みの登山口はR17沿い。ずいぶん山に登ったが、超幹線2桁国道に面した駐車場は初めてか。
三国トンネル側からだと火打2号をこえて登坂車線が出てきたらすぐ右側へ入る。駐車場は公称150台となっているが60台がいいところ。トイレのわきから入山するとほどなく舗装道路に出て、改めて登山口がやってくる。
登山口の位置は地形図
http://mapbrowse.gsi.go.jp/cgi-bin/nph-mm.cgi?mesh=5538163&res=0&offset=0&method=l?17,748
の位置ではなく、980の等高線のところの車道のカーブをこえたところ。道標ははっきりしているので見落とすことはないだろう。
いきなり尾根に向かっての樹林の急登。ちょっと足元が濡れて悪くなっている中の登りになる。おまけにクマが出るなんて脅しやがるので歌いながらいくことにする。天気が悪いのでひとつ景気付けにあれを歌っちゃる。
♪ふりーしきれ雨ーよー、ふりーしきーれー。はっ!ダメじゃん。別のやつお願いしまーす。♪ざーっとやってこいよー、夏の雨〜。だめじゃん。
そして、やがて出てくる階段・・・・四ッ谷でやってくれちゅーの。それは怪談。このエンエンと続く階段登っていると、ほら、アレが食べたくなりませんか?かき氷。花立の氷の旗がだんだん見えてくるような気がしたが、どうやらそれは空腹で幻覚を見ているだけらしいのであがりきった1416の送電鉄塔下でパンをかじる。でもって再び一面真っ白な登山道。
整備したばかりの階段の真新しい木のにおい。あたりの木も少し低くなって、松手山へは割とすぐたどり着く。松手山からは少し下り気味に登り下りして、鞍部から標高を稼ぐ。どこかで似たような雰囲気の山を歩いたことがあるな、と思ったら火打山の山頂直下の木道がこんな感じだったように思う。寝不足が効いたのかちょっと吐き気がするが通常ならなんともない。
そして、1890にのっかるとたいへんなことになる。今まで真っ白だったところが切れはじめて、上河内岳で見たあの物憂げな水色の空。あちらこちらの稜線がガスの間から顔を出し始める。そして周囲は一面のハクサンイチゲ。
一旦山頂で休憩に入る。取り出だしたるは2本目の飲み物。えーっと、ストレートティー・・・ん?なんかすっぱいな。よくみたらなんたらダイエットとかいって書いてある。昨日寝ぼけて買ったのか他人のと入れ違ったのかは不明だが、なんで俺がダイエットしないといけないねーん!!はぁはぁぜぇぜぇ。山の上で叫ぶのは良くないらしい。
続いて仙ノ倉山へ。この稜線のお花が、多分今かもう少し遅い時期が大当たり。シオガマ風のやつからチドリ風のやつからチングルマ(まだ骨になってないやつ)らしきもの、それに白くて小さいのと黄色くて小さいのと紫色で小さいの(全然説明になってないな)
ガスったりガスらかなったりをくりかえしながら天気は下り坂。ついに仙ノ倉山へたどり着いたときには一面真っ白展望なし。山ノ家泊と思しき先客がいて、ちょこっと谷川岳まで行っておいでよ、とか言われたのだが、そう、ここは谷川岳と尾根続きの場所。白毛門までのいい縦走ができそうなルート。荷物を軽くして4時頃運動靴で入れば、CT約11時間。最終の谷川岳ロープウェイに間に合うような気もしないでもない。
避難小屋レポーターとしてはエビスの避難小屋をレポートしないといけないかと思ったのだが、思った以上に激しく下るのでこちらは断念。宿泊5人ということなので、おそらくは武尊の避難小屋のような状態になってしまっているのではないかと思うのだが・・・とにかく真っ白で何も見えなかった。いったん仙ノ倉へ登り返して、平標方面を目指す。くるときにはなんだこりゃ?と思った東芝ランプの赤い道標が、霧の中では実に良く目立ちいい目印になる。谷川岳から10000m、だそうだ。
平標への登り返しでついに雨がやってきた。久々に雨具が登場し、雨の予報でこれだけ天気がもてば上等、と思って上だけ着こんで平標山頂経由で平標山ノ家への下り。ガスのむこうから人がやってくるので、ついに降ってきてしまいましたねえ、なんとか持てばいいですけどなんて会話をして、別れた途端晴れてくる。おかしい。雨がふってこない。
この、またうんざりするような下りの階段のわきにはきれいなイワカガミがてんこもりで咲いておりました。山ノ家は意外と下の方にあり、ここからは45分そこそこの下りで林道へ降りる。1400m付近はガスに包まれたブナの新緑。
平標山ノ家まではずっと静かだったが、そこから下で出会う人の数といったら!こんな悪天が予想される日によく登ってくるよなあ、と感心して見ていたら、最後にすれ違ったのが観光バスの団体さん。
こんなに天気が持つのならもう少しゆっくりしてくればよかったな、とちらっと思ったのも、この団体で帳消し。やっぱり早く降りてきて正解だったようだ。それにしても、久々にこんな大入りの山を見た。平標はそんなにメジャーな山だったのだろうか。
登山口 5:00
送電鉄塔 5:40〜5:50
平標山 7:06
仙ノ倉山 7:40〜50
平標山ノ家 8:50頃
林道 9:30頃
登山口 10:00
(注:標準コースタイムとかけ離れたタイムですので地図で確認してください
おそらく登山口から松手山経由平標山まで3時間、仙ノ倉山までさらに
50分くらいと思います)
花
バスによればムラサキヤシオらしいがムラサキなのかアカなのか不明なツツジ
→ちょうど見ごろ
シャクナゲ
→山頂付近には蕾は一杯あったけれど、峠は過ぎた感じもします。
ほか
→いまにも咲きそうな感じの蕾も散見したので、これからの時期かなりいい
のかもしれません。
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| ルート | 平標登山口−松手山−平標山−仙ノ倉山−平標山−平標山ノ家−林道−登山口 |
| 地図 | Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます) 地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます) |
| 難易度 | 登山道自体はかなりはっきりしており難しいところや迷うところはありません。本文中にも書いたとおり、谷川〜平標周辺の稜線は日本海側と太平洋側のちょうど中間に位置しますので天気が急変しやすく必ず非常装備を持っておでかけするようにしてください。体力的には正直少々厳しいのではないかと思いますが、平標山ノ家に泊まって1泊2日での登山なら初心者でもこなせる範囲でしょう。 |
| 所要時間 | 登山口→松手山 2時間 松手山→平標山1時間 平標山→仙ノ倉山50分 仙ノ倉山→平標山45分 平標山→山ノ家30分 山ノ家→林道45分 林道→登山口40分 |
| 他の季節 | (データがありません この欄は互換性のため提供されます) |
| トイレ | 登山口のトイレは男女別。綺麗に整備されているが駐車場の大きさに比して小さいと思う。平標山ノ家にある以外山中にはない。 |
| 水場 | 不明 |
| 避難小屋 | 調査できませんでした。エビス平の小屋は仙ノ倉山から万太郎山方面にかなり下らないといけないため、一般に仙ノ倉往復には使いづらいと思います。初日さらに先の避難小屋に入れれば、2日目谷川岳まで縦走することも十分可能なのでそっちの方向で検討するのもいいのではないかと思います。 |
| 幕営適地 | 国立公園内のため幕営できません。 |
| 交通 | 越後湯沢からバスが出ています。駐車場は観光バスサイズを無理やりつっこんでましたが、基本的にマイクロくらいを入れるのが限界くらいで設計されていると思います。 トレーラ可だが駐車場が結構一杯になるので前夜入ってそのまま出せる位置に駐車スペースを確保するのが大前提。。 キャブコン可。たぶんアメリカンクラスCとかでも結構いけると思う。でも子連れで登れるほど甘い山ではないのも事実。 |
| 登山計画書 | 登山口にポストあり用紙備え付け。ただし筆記用具がない(登頂日現在) |
| 問合せ先・参考文献 | (データがありません この欄は互換性のため提供されます) |
| その他 |
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