南ア全山縦走 2002.7.20-2002.8.1

区切り線

27日 北荒川テント場〜塩見岳〜小河内岳避難小屋

昨日雪投までいけなかった分を今日取り返すべく少し早い出発。3時過ぎに撤収し、月明かりでの スタートだが歩き始めるといきなりピーピー言われる。姿は確認できないが、鹿だろうか。とりあ えず熊だけは注意しながら登るでもない下るでもない、だらだらした中途半端なルートをいく。雪 投直下あたりまでくると少しづつ空も明るくなり、樹林を出て吹きさらしになる。雪投のテント場 には1張りとLEDのヘッドライト。丁度撤収の準備をはじめた時間のようだ。雪投のテン場はあ んなに下だったのか、と思うくらい下に見え、当方は尾根伝いに上を歩く。北俣まではもういくら でもないはず。後ろを振り返ると農鳥から雪投にも明るさが回ってくる。そろそろ日の出。右の方 はかなり崩壊しており足元は滑りやすく登山道も決して幅が広いとはいえない。落ちないよう注意 しながらも調子よく進み、北俣での日の出は無理そうなのでいいところで休憩。朝日があがり影を のばす。北俣の5分位下のところだった。テン場の住人も稜線に上がり出発。こちらも塩見は目前。 今日は一気に三伏をこえて後半戦に入る。北俣から塩見は意外と遠く、CT1時間は確かに大間違 いではない。ところどころ塩見の北面のきれ落ちた部分を見ながら、ときおり塩見の南面の花の間 を歩きながら、爽やかでやや秋味がかった空へ向かって登っていく。最後の3m4mは手をつかっ ての登頂。予想通りというか何というか、すでに山頂は大賑わいであった。こちらは今日すでに2 時間半近い行程。塩見小屋からなら小1時間。まあ仕方なかろう。
塩見からは恵那ごしにはるか遠くの山が見える。大台方面か、鈴鹿か。海を隔てた向こう側はもう そういった距離。早朝にあがってきた人だけの特権。この山行ではもっとも展望に恵まれた日になっ た。こちらで出会ったおじさん、山名を説明して、夜叉神から入っている、というと、ドリップコー ヒーをくれたのだが、ドリップコーヒーではゴミが水分を吸ってしまうので辛い・・・執拗だった のでとりあえず3つもらっておいて、1つは最終日頂いて2つはそのまま持ち帰った。
塩見ではあまり長居をせずに三伏方面へ下る。いつも混雑しているし、三伏をこえればいよいよ後半。 気持ち的にも楽になるし、今日は小河内の小屋番と368日ぶりの再会、という大きなイベントも 待っている。手を使っておりる厳しい下り。登ってくる人が多く落石に注意しながらすれ違い待ち で散々待たされながらのくだり。おまけに百名山完登、なんてプレートまで持った人もいる。そこ でまたぶちきれですよ。まさかそれ山頂に置いてくるつもりじゃなかろうな。
天狗岩あたりでは登山道から花の写真を撮っている人もいる。生産中止になったばかりのOMにマ クロレンズかー、などと見ながら、ごめんなさい通してください通してください。ちょっと危険個 所でもあるので慎重に降りたあと塩見小屋で3年連続3度目のカップラーメン。あの喧騒の中で小 屋やっている側もかわいそうだなーと思いつつ僕も軟弱登山。
ようやく、と思った頃権右衛門山下あたりでついにツアー団体と遭遇。こんにちはーこんにちはー。 はぁ・・・どうでもいいが鳥倉林道から往復するなー(声を大)はぁはぁぜぇぜぇ
どうせ本谷山過ぎれば静かな山さ。塩見小屋をすぎるとすぐ樹林帯にはいり、本谷山でちょっと頭 を出す。まさか数日後にここで雷に打たれて死者が出るとは想像もできない場所。頭は出ているが どちらかといえば雷に関していえば、ここまで降りてくれば大丈夫、という認識の方がつよいピー クである。
本谷山先から一旦三伏小屋方向へ降りる。今日は水の確保が必要なので三伏の水場へいき、4.5L 水を入れる。川のような状況は南アでは最も水量の多い水場の1つ。ついでに3日ぶりにTシャツ を洗う。さすがにいい天気続きで汗のにおいが気になってきている。今日は小屋泊なのでなおのこ と綺麗にしていかないと、と体をふいて体温を下げる。1時間くらいゆっくりするつもりだったが、 わりと早く準備も整い、あっという間にシャツも乾いたので予定より早く出発。ここからは本谷山 でさえ高く見えるが、2800mまでの登り返し。ザックの目方を増やした大量の水も、翌日の高 山裏までの行動分の水を考慮して節約しないといけない。
日も高くなってきており厳しいのぼりを天狗岳まで強いられる。あとは距離だけさ、と思ったがそ れなりに厳しいアップダウン。よく2年前三伏から一気に大斜面を登ったよな、と思わせる。小屋 は見えているが2時間先。とりあえず中間の2784で休憩、と思ったらここまでがまた地図上で 見るよりも全然長い。シャクナゲとハイマツの間で、あまりおろしたくない重量のザックを一旦下 ろし休憩に入る。気持ちの良い稜線。ここから小河内までは比較的楽だった。

小河内岳には1週間泊り込みで富士山撮影をしている人が2人。ほか明日悪沢往復で中岳泊まりの 人が2名と常連さん2名で大入りになる。なかなか管理人と話し込んでいる余裕はないが、管理人 のほうも覚えてくれていた様子。小河内岳避難小屋は水場なし。写真な1名は明日中岳へ移動との ことで明日も会える。

ここで畑薙のバスが止まっている話を聞かされる。とりあえずこれで茶臼岳までいって「もういい や」とばかりに下山する手はなくなった。どちらかといえば光岳まで行かずに下山でもいいか、と 考えていたのだが、光岳まで行くしかないわけだ。


28日 小河内岳避難小屋〜悪沢岳〜中岳避難小屋 晴れ

今日は南アの試練がやってくる。大斜面。2350の3050だから約700m、3時間の一本 調子の登り。まあまあの焼け具合の富士山、日の出を見たあとの出発で、すぐ小河内岳を踏む。先 行の2名を小河内岳で追い越し、高山裏までの長いくだり。今日は下った分登り返すのかと思うと 気が重い。大日影山はピーク脇を通り、板屋岳には静岡県の大きな木の道標。あのへんが大斜面、 と見当をつけた所に近づき、丸々3時間もすると高山裏の避難小屋も見えてくる。今日は小屋番も いるようでなにやらやっているようだがそのまま通過。とりあえず30分先の水場が問題である。 少し遠いが高山裏の裏の水場は登山道に出ているので下へ降りたりせずに使えるのがありがたい。 ここで本日の準備。水量はかなり細くなっている。ザックの中に水を4.5L。詰め込んで口の中 にも水。日陰がなくて暑いのは十分承知なのでシャツも水で濡らして気化熱期待。食べるものも入 れた。ポケットにブドウ糖も入った。十二分の準備をしてザックをあげる。うっ、重い!
斜面の真中まで横へ行けばあとは垂直上昇なので、とにかく展望が切れて道標の杭が立っていると ころを探すが、いけどもいけども見当たらない。ジェット機が滑走路を引き回される時のような、 急上昇前の準備。少し登山道が崩壊していて下を回らされるところもあったりして、○○前なのに 憂鬱になるが、30分を少しこえた頃ようやく杭が登場。これが長かった。
スタートからしばらくは潅木帯のキツいのぼり。足元はときどき日陰になるが頭は直射日光を受け る。予想通りこののぼりは暑い。とりあえず長丁場なので加藤文太郎並にポケットに手をつっこん でブドウ糖をボリボリする。この斜面を登りきるための秘密兵器として用意してきたものなのでこ こは節約なし。天候のほうはとにかくカンカン照りで、上で泊まるにはある程度水を節約していか ないといけないな・・・・
と、思っているうちに高曇りになってくる。潅木が切れて静岡道標が登場する頃にはほとんど晴れ ている状態ながら直射の日差しがない絶好ののぼり日和。上を見上げると思ったより高くない。割 と楽に登れそうな様相である。すでにここまでかなり標高を稼いでいるせいもあるが、だいぶ気が 楽になる。
1名ここで休憩しているが、僕の方はここは一気にいく。ほぼ登り切るあたりに1名人がいるが、 とりあえずは足元を見ながら高度計を見ながらの登高。道標から上は細かい砂地がメインで足場は 楽。調子よくあがっていくが、高度計が2920mをこえたあたり(推定3000m上)でやはり 歩みが落ちる。荷物はおろしたくない。再びポケットに手をつっこむ。止まるほどではないのだが とりあえず早く大斜面の上に出たい。精神的重圧から開放されたい。
岩場っぽくなってきて、あとはトラバース気味に前岳方向へ向かうだけになる。下を向くと先に追 い越した1名は丁度真中あたり。上はもういくらでもなく、前岳の大崩壊地もすでに右側にみえは じめている。登りきった足なので落ちないよう慎重に回り込む。もう楽だろうと思ったこの横の移 動も一尾根乗り越し、少し先にではあるが標識も見えてくる。登山道は前岳山頂の下についていて 山頂へは空身でいけるのだが、ザックを下ろしたくなかったので20mばかり無駄に実荷であがっ て無事登頂。昨年よりもさらに崩壊が進んでいるようだ。来年には山頂の位置も移し変えられるのか。

間もなく中岳避難小屋も見えてきて、荷物を置かせてもらった後悪沢岳へ。明日大沢岳は踏みたい ので今日のうちに悪沢岳は踏んでおくプランだ。少しガスがかかってきたので、雨が降らないうち に往復と走る走る。こんなときに限ってナントカツアーとすれ違う。荒川小屋へ行くのだろう。ほ とんど苦笑いである。悪沢は完全に展望なしで踏んだだけ。まあ、すでに2度踏んでいるピークな のでどちらでも構わない。戻ってきてゆっくりしていると、千枚からあがってきた人登場。彼は畑 薙に車を止めてあり、光まで行くかどうかは迷っているとのこと。自宅は僕の1駅隣。とりあえず これで便乗で畑薙へ下山するルートは確保できたことになるが、もう1つ、偶然見ていた雑誌に易 老度から平岡駅までのタクシー代が記載されているのを発見。1万2千円ということで、こちらに も惹かれる。これで林道を歩くプランは考えられなくなった。
今回は目標の中に静岡県側へ出る、というのは入っていないので別に長野県側へ降りても全然問題 はない。林道歩きも話のネタとしては面白いが、このルートが面白いという話は聞いたことがなく、 易老渡へも1度降りてみる必要もあるだろうから、易老度下山が第一、タクシーの乗合が見つから なかったら畑薙下山も考慮に入れるが畑薙へ降りるのと易老度では1日違うので、1人でもタクシー でいい。あとはタクシーが頼めるのかどうかが一番の焦点となる。畑薙ルートも捨ててはいない。

さらに夕方には下からやってきたというタフな2人組の女性。千枚は混みそうだからと、初日から コースタイム9時間50分をあがってきた強者。南の南部にはほんと面白い登山者が盛りだくさん だなー、と呆れる。
悪沢往復の2人は1人が大斜面を登れず高山裏で待機、1人は悪沢登頂後高山裏まで戻るそうだ。 夕方は天気も悪く、ここまで頑張ってあるいてきた写真な人も手持ち無沙汰にしていたようだ。

29日 中岳避難小屋〜赤石岳〜百間洞〜大沢岳往復 雨のち晴れ

少し寝不足が効いているようだ。早立ちのパーティが起きだしたのは確認したが、当方は無視して もう少し寝させてもらう。一番端の写真屋さんもずっと夜中いたようなので天気は全然ダメなのだ ろう。2階の窓が少し薄明るくなってくる頃に起きだすが、当方は二番手だったようだ。一番早い パーティが出発の準備をしているさなかに置きだして朝食。
外はすっかりガスの中。4時出発で二軒小屋から今日の2時のバスに乗る予定だったパーティも少 し出発を遅くしたようだが、当方はもっと出発が遅い。昨晩は大雨だったそうだが、今はなんとか 天気はもっているようなので、まずまずの天気かな、と思いながらもやはり早朝発つ気にはならず、 あたりは完全に白んでヘッドライトがいらなくなるような明るさになってからの出発。
悪沢は昨日のうちに踏んでいるので、今日は荒川へのくだりから。稜線上で朝日を見たいがために 水を持ってあがったのだが、ちょっと残念な天気。中岳をくだって道を間違わないように左へ折れ る。昨年暑かったのぼりも今日は日が差さず、少し薄暗い。歩くには実に楽な状況。晴れていれば 綺麗な緑のカールが下に見えるはずなのだが、今日は真っ白。そして南アのハイライトである荒川 のお花畑は、花だけ満開なのにガスで手元周辺しか見えない。
道を間違えないように水場までおりてくると、ついに雨が降り始めてくる。なんとか持ちそうな天 気だっただけに残念だが、特にルート上に危険な場所もないので、雷さえ鳴らなければ今日は予定 通り百間まで。ただ大沢岳は今年もパスの公算が濃厚になってくる。贅沢に使った水もさすがに翌 日の行動分まではなく、1.5Lに補給。今日は天気も悪く行程も軽いのでちょっと少なめに設定 する。まだ本降りではないが小屋で雨具を着ようと荷物を広げていると小屋番に声をかけられる。

食料もとりあえず余裕があるし、時間的にもだいぶ早いのでとりあえずパスしようかと思っていた のだが、夜叉神から荒川小屋のカレーを食べにきたというと、後片付けのあわただしいなかとりあ えず食堂へ案内。どうやらカレーは最後だったようで、鍋ごと出されて大盛りに。朝食の残りの味 噌汁まで頂く。乾燥モノが続いているととにかく生ものは嬉しい。
結局食事をしている間に雨はほとんど上がってしまい、一番雨の降っていた時間には荒川小屋で食 事をしていたというていたらくぶりを発揮。ちょうど食べ終わったときに中岳からの3名がおりて きて、交代でカレー。僕はとりあえず出発。少し赤石方面の展望も出るが、残念ながら再びガスの 中。何の展望もない大聖寺平は晴れていれば最高だがガスっているとイマイチ。道を間違わないよ うしっかり踏み跡をたどってダマシ平をこえる。楽々ではあったが、そろそろかな、と思ったとこ ろからちょっと思ったより距離がある。ライチョウのつがいを発見したので追い掛け回していたら いい時間になり、真っ白で展望のない3033へ到着。先人があり隣へ座らせてもらう。彼は赤石 方面から荒川方面かと思ったら、実は同方向で今日は百間までなのだそう。今まで人に追いつくこ とはなかったし、実際のところ超早立ちをくりかえしてきたので先行者自体ほとんどいなかったの で行動をともにする人がいるとは思わなかった。彼も畑薙に車を置いてあって、光を踏む予定の百 名山の人。
暫く小ピークにいると大きくガスが流れる間から青空が見え、悪沢方面が一瞬見える。天気は間違 いなく回復方向へ向かっているので、これはとばかりに赤石岳へ足を進める。暫く山頂で座ってい るとツアー客登場。20人位の団体さんが、「45分出発でーす」とかなんとか言い出して下の赤 石避難小屋のトイレに行列。このあたりまでは苦笑いですが、聖が見えてきたとか上河内岳がどう こうとか言い出した頃には山の雰囲気も台無し。あんな山歩きはやだなー、とか思っていると、次 は写真。大きいカメラ持っているとやたらとカメラ預けたがる人が多いけど、レンジファインダー は見えている範囲と写る範囲が違うから一眼とはまた別の難しさがあるから一筋縄にはいかないん だよね。
で、カメラのファインダにたいてい枠が2つ書いてあって、ズームによって外側が写る範囲だった り内側が写る範囲だったりするのですが、写る範囲は内側の枠ですかー?と聞いても答えられない 人も・・・頼むよおい。自分のカメラでしょうが。
こういうときは安全を見て内側の枠で収まりきるようにフレーミング。少し顔は小さくなるけれど 顔が切れたり写ってなかったりするよりは全然マシ。背景は真っ白なので何が写るかは考えずにシャッ ターを押す。入れ替わり立ち代り人が入ってきてはカメラを預けられてのんびり聖を眺めている静 かさではない。
そのうち例の団体さんも記念撮影である。ゆっくり赤石荒川ナントカツアーとか、幕まで広げて集 合写真でーす、って、もう笑うしかない。赤石の山頂でなんでそんなのと同居しないといけないの か。最低である。
雨具を片付けたりしながら1時間半ばかり座ったり立ったりしていると女性2人組のほうが到着。 畑薙から車で便乗なおにーさんはまだ少し遅れているようだ。とりあえず無事に向かってはきて いるようなのでいい時間になったこともあり当方は先に出発。まだ少し白みがかった中を赤石か ら百間へ向かって下る。ザレている中を快調に下るがこれは登ると結構キツい。静岡の木の道標 を通り過ぎるとあとは百間へ2時間。岩の崩壊したガレに変わり、まっすぐ馬の背方向へ下りの 1本道。頭の中はもう百間平の花がどんな状態で咲いているか楽しみ、といった状況であるが、 意外とこの馬の背も登り交じり。赤石まで登ればもうあとは下りですから、なんて説明したけど ちょっとまずかったかな、と思いながら進んでいくが・・・百間平は意外と花が少ない。昨年は 結構咲いていたと思ったのだが、今年はあんまりなのか、もともと少ない場所なのか。
最後の結構な下りをこなしたあと百間のテント場に到着。今日の本番はここからである。

大沢岳。百間へは2度きているが、小一時間で登れるこの山は2度ともパスしている。巻き道があっ て下に小屋があり、しかもコースタイムが8時間の日程に組み入れて、縦走でも+1時間は見ない といけないとなればそう簡単には取り付けない。今回はとにかく大沢を踏む。

水だけもって空身でいく。踏み跡は少し細いがはっきりしていて迷うところはない。ピークは正面 に見えているやつの裏側だというのは判明しているのでニセピークにだまされないように頑張って いくと右側がかなり激しく切れ落ちた場所に出る。一応この上あたりがピークだろうと踏んで水の 方もデポ。上に上がるとさらに先があり・・・やっぱり1時間かかりました。
楽しみにしていた大沢岳からは結局展望なし。聖岳がかっこよく見えるというのですが、まあ中盛 丸山からでもそう違いはないはずですし、一応踏んだ、ということで雨のこないうちに早々に退散。 ガスは薄く、少し下ってくると何ともなく百間のテント場まで良く見えていた。振り返ると聖岳。 今日は例の二軒小屋からあがってきたタフな女性2人組の伝で、またタフな女性を拾う。光岳まで 行って易老度へ降りるつもりのタクシー組。明日聖で元気だったら、なんていう話だったので、明 日の様子を見ながらどうするか決めよう。今日はとりあえず寝て、明日は早く出発することにする。


30日 百間洞〜中盛丸山〜聖平 晴れ

月明かりも減り、そして残りの食料も減ってきた。2時半に目を覚ますが周囲は真っ暗。まだ歩き だす気にはなれず一旦再度寝に入るが、10分もしないうちに気が変わりそそくさと撤収。少し石 がゴロゴロして歩きづらい中5分ほど離れた百間洞山ノ家へ向かうとちょうどトイレへ行く人なの かこれから出発なのか。とにかく今日は中盛丸山山頂で日の出を迎える。真っ暗な登山道から尾根 をひとつ乗り越えてCTとおり1時間で中盛丸山の取り付き。森林限界はこえており赤石岳は真正 面。30分だとちょっと山頂での日の出は厳しいがまあなんとかなる、と取り付いてザレた斜面を 斜めにのぼっていき、15分ばかりで山頂につき撮影。日の出直前に鞍部から人が上がってくるの が見える。先にやってきたのは例の2人組の女性。相変わらずタフだなー、と思いながら上から眺 めている。惜しくも日の出3分後の到着。続いて15分くらい遅れて単独の女性。キスリング風の 年代モノの横に大きなポケットがついたナイロンのザックにニッカ。登山歴だけはかなり長いよう。 聖平で元気だったら光までご一緒、なんて言っていたけど、なかなかいい調子なようす。聖平〜光 の方が時間は長いけれど、百間〜聖のほうが標高差は大きいから、ここが調子よくいければ明日も 大丈夫。
しっかり日の出を堪能して4人で兎の登りをこなす。さすがに登りになると間は開く。2人組のほ うは兎の三角点往復。僕はすでに行っているので今回はパスさせてもらって、丁度三角点に着く頃 1人到着。大菩薩や雲取、金峰方面、仙丈や乗鞍、御岳、中ア方面の展望を楽しんだ後兎から聖の 取り付きまで下る。少し崩壊が進んでいるので慎重にいきたいところだが、後ろを気にしながらき たつもりが一番後ろの1人がこない。10分前には姿を確認しているので、2分たち3分たち、少々 心配になり戻って見ると空腹でもう歩けないのでおべんと、だって。よりによって一番心配なとこ ろでなー。朝食を食べてなかったのだそうだ。まあでも無事だったので。おにぎりを1つわけても らい聖の取り付きに戻る。ここからは割とするすると登るところなので、2人には先行してもらっ て僕は後ろの1名と登高。おにぎりパワーで順調に行き、先行の2名とは聖直下で合流。少しガス が出てきているが、聖岳は僕が登るまでは晴れていて降りるころになるとガスることになっている から大丈夫。ゆっくりめのペースで4人揃って聖岳を踏む。富士山はガスの中ときおり頭を見せる。 赤石方面や兎、中盛丸山方面の厳しい登りは一望。そして荷物を置いての奥聖への往復。今日は少 し展望は良くないが、いいところなので今年は行く。展望はイマイチであったが、その分花の方で 目を楽しませてくれる。特に途中のチングルマの群生は見頃だった他、クロユリも咲いていた、そ うだ。そして戻ってくる頃には一面真っ白。聖はまた今年も「登ってきたときには晴れていて降り るときにはガス」だった。
再びざれた斜面の下りは直射日光があたらず快適。小聖の水場はしっかり出ており、沢の流れる音 もしていた。小聖直下で休憩を入れ、間もなく樹林に入る。聖平へはちょっとした登りをこなしぐ るっと回りこみ、最後に木道をたどる。小屋まで10分の道標があるが、いいところ3分であろう。 続いて2人組の女性、5分くらい遅れて単独の女性が入ってくる。

2年前、最終日を過ごした聖平へやってきた。ここまでくると本当に最後という感がする。明日は 実質的な最終日。自炊組は円卓を囲んで調理し語り合う。2人組はここからさわら島へ下山。明日 は単独女性と2人で光へ。

明日は樹林を出る前が長いから日の出は断念。少しゆっくり目の4時スタートで約束する。


31日 聖平〜上河内岳〜光岳〜光小屋 晴れのち霧

聖平のテント場から上河内岳方面に向かって小高い疎林の丘が見える。決して高くはないが、これ から進むべきルート。そして左には聖の斜面。大きすぎて一部しか見えない。
風はない。ただ、白いものが月明かりに照らされている。山が眠りについた瞬間。
起床までもう1時間。早出が続いていてしっかり眠っていない。ガスに巻かれたトイレまで行き、 もう1度眠りに入ることにする。
今日は展望なし−か。
3時頃。隣のテントが撤収ガサガサする音で目を覚ます。見事な星空。俄然やる気になるも連れを 待っての出発。
登り1本調子からすこし下って水平距離を稼ぐ頃、東面の展望が樹林の間から見えてくる。かなり 明るくなっているが聖の山稜は斜光で影が強調される。上河内岳は南岳の影で見えてこない。樹林 を出て間もなく5時をむかえる。ここからは見えないが、そろそろ日があがったのだろう。明るく なり、また気温も上がってきた。大崩壊したところの脇から南岳へ。ここまでくれば実質的に今日 の行程はおしまい。あとは横へ行くだけだ。
南岳から上河内岳へは少し崩壊したところからいき、二重山稜の間から肩へ。肩へ到達する直前百 名山の彼と合流し3人になる。とりあえず荷物を降ろし上河内岳へ向かうことにするが、百名山の 彼は待ってるとのこと。口八丁手八丁で唆して、空身で5分だからとかなんとかいって無理やり登 らせる。奥多摩方面の展望はないが富士山はよく見えている。ここまでくるといよいよ最終日、と いった印象になる。今年はもう1歩奥までだが、それでも実質的に今日が最終日であり、明日は下 るだけ。気持ちも軽く最終日パワーもかかっている。今日は9時間だろうと11時間だろうと、全 然問題なし。その気になればヘッドライトつけて光から易老渡へ降りるような勢い。
上河内岳からの下りで実荷な人とすれ違い。伊能ウォークの帽子をかぶった光岳まで行ってタクシー を探しているご一行2名。うちもタクシーを頼むことを伝えて先に行く。これで4人確定。1万2 千円を覚悟していたが、3000円ならありがたい。

お花畑〜亀甲状土、と歩いて、少し樹林帯を進むと60mの砂礫の登り。ここは少しきついがこれ を登りきれば茶臼の分岐に立つ。ここではザックをおろさずに、展望が出ているうちに茶臼へ行こ うということで意見が一致。そのまま一気に茶臼まで登高。

茶臼岳へは空身で往復し巻き道をたどることにする。以前きたときは茶臼分岐から茶臼岳まで意外 と遠かった記憶があるが、今回は展望があって山頂が正面に見えているせいか楽々。少しザレてい るも特に気にならず上がってくる。巻き道との分岐に荷物をデポ。百名山な彼も茶臼へはすっかり 行く気。
のぼりはじめると同時にガスがかかりはじめ、その中に聖と上河内、兎の山々が浮かぶ。あまりに もかっこいい山容。そしてあそこから歩いてきた。山頂まで20mそこそこの登りだが、デポした ザックは見えたり見えなかったりする。薄いガスがかかりはじめているが、そのうち厚くなってく るのだろう。そろそろ雨がきそうだ。先を急ごう。おなかに甘いものを入れ空腹を満たしたあとザッ クを背負う。ここから先は未踏のルート。いよいよ足を踏み入れる。
茶臼からの巻き道は今までの道とうって変わって細い道。草に覆われ登山道の真中から花が出てい るような状態で踏みつけないよう注意しながら進む。くだりはじめるに至っては後続から「本当に ここで合っているのか」などといわれる始末だが地形的にルートに間違いなし。ここは最終日パワー 全開。少し下がったところから尾根へ向かっての数mの登りをこえるとちゃんともとの稜線に出て、 すぐ左に仁田池。ここで茶臼からの尾根ルートと合流。池自体は想像と違い少し大きい乍らもあま り綺麗とはいえない雰囲気。反対側は裸地化が進んだ場所にテント禁止とかかれている。明らかに 不自然な四角いスペース。そして相変わらず高い空。
合流後はっきりした踏み跡をたどり実に気持ちのいい草原と樹林の間を交互にいったりきたりしな がら、意外と長い道のりを進んでいく。新しい南。
目前の希望峰まで一気にいきたかったのだが2480あたりで一旦休憩、に入られてしまう。ザッ クはおろして上へ戻る。開けてはいるが展望はガスの中。少し手持ち無沙汰。休憩が済むのを待つ。 軽い登りをこなして目と鼻の先にある希望峰へ。再び樹林の中に入る。
希望峰へあがってみて少し躊躇。道標がないのだ。ここが希望峰のはずなんだけど、と思いつつ左 に踏み跡を探すが少し薄いのがついているだけ。地図読みにはかなり確信があったので、ここから 荷物を置いて往復する気ではいたのだが、こんなところに道標がないというのも不思議なのであた りをキョロキョロすると2〜3mばかりおりた木の陰に道標発見。ここでザックをおろして後続を 待つ。2分ほどがえらく長く感じられた。
仁田岳はさすがにガスっぽい天気ということもあり僕だけが往復。あまり待たせるわけにもいかな いので走って往復とする。希望峰を出るとすぐ展望がひらけハイマツ帯。快適な尾根歩き、もとい 尾根走りとなる。自分の足音しか聞こえない。南でも最も静かなピークの1つ。
鞍部1つかと思いきや意外と遠い山頂でいったんニセピークにだまされる。ピークは少し中途半端 な場所。少し下がってきたどうでもいいような場所にある。
草木なく360度の展望だが今見えているのは大無間のみ。何も動かず、時間が止まってしまった かのようだった。とはいえ待ち人あり。長居するわけにもいかず写真だけ撮ったらすぐに戻る。往 復正味15分くらいで戻る。希望峰に戻る直前で数名とすれ違い。僕以外にも仁田岳を踏もうとい うグループがいたことにびっくり。
取り付き直前戻ってみると靴まで脱いでくつろいでいる2名。もう帰ってきたの、とか言われてし まった。そのままザックを背負って出るつもりだったのだが、少し出発の準備に手間取っている間 に伊能さんのグループ登場。彼らは仁田岳はパスするそうなのでここで一緒に歩くことになる。
一通り下ったあとは樹林の中のひたすら長い道。のぼりでもなく、くだりでもなく、ただほとんど 平坦な道をまっすぐ行く。少し飽き飽きしてくる頃はっきりした登りが現れ、登りついたところが 易老岳のピークとなる。明日はここから下る。まだ光までは距離があり、明日もかなり歩かないと いけないようだ。
展望のまったくないピークでいったん荷物を降ろして休憩。伊能さんは食事付きで宿泊するそうな ので時間制限あり。先に行く。僕らはある程度遅い時間の到着を覚悟しているが、この様子なら3 時前には入れるだろう。最後の登りへの体力を温存してのゆっくりしたくだり。ほどなく再び3人 になる。1時間もすると同行者はかなり疲労を見せるようになってきた。場所的にいって三吉平は 目と鼻の先であることは間違いないのでそこまで行きたかったのだが、辛抱たまらんといった具合 で座り込む。結局三吉平はカーブ1つこえたわずか5mばかり先であった。
ここからは涸沢を登っていく。約300mの登りは高度計頼り。左の尾根が張り出し、ついで右も 張り出してくる。いったん2413の小ピークの西あたりで日陰を選び休憩を取る。遠くの展望は ないが綺麗な青空。上の方を目で追う。いつしかの南の高い空。
深い緑は聖以北と少し雰囲気を異にし、樹林の中の様相が色濃い。空はいつも見えており、右方向 へのカーブを目で探すが沢はどちらかといえば左へ曲がっている。まだ少し距離があるようだ。2 度目の休憩。ザックをおろす気にはならず立ち休み。空の面積が広くなってくる頃樹林の中に右カー ブを確認。2350をこえて、あとはロスタイムにはいってくる。

左手にイザルの山頂が見えてくる。ハイマツに覆われた綺麗な錘形の山だが、とても10分そこそ こで登れる高さには見えない。高い山を左手に見ながら少し登ったところが静高平。
水場は樋がとおっているがそこは完全に涸れており、湧き出ている場所はほとんどたまり水のよう な状態。それでも往復30分の水場へ下らずに済むだけありがたい。流れているが下から湧き出し ているのでカップですくって水筒を満たす。時間がかかる作業。水筒に入れながら口にも入れる。 南の水はたいてい当たりだが、ここは特にうまい水。トリカブトの間から流れるが花にはまだ早い。 ほどなく北岳からの人も追いついてきて、時間をあわせて出発。4立の水を入れたザックは重く、 再びペースが落ちる。すぐにイザルヶ岳への分岐。
少し時間も遅くなっており、僕は翌日でもいいかな、と思ったのだが、赤石からの女性はすでに行 く気十分。となれば行かない理由はなく、分岐にザックをおいての出発。少し遠くに見えるが標高 差は小さいので時間はかからずあっという間に山頂に立つ。広く砂礫に覆われた美しい最果てのピー ク。山名板すらない今時珍しいほどの、3000m級の雰囲気をもったピークだ。少し白っぽい仁 田岳から緑色の茶臼岳あたりの展望。
余裕があれば一眠りしたいくらいの場所だが、時間も押してきており、まだ1ピーク残っている。 特に百名山な彼にはどうしても踏まなければならない重要なピークが残っているのでここは先を急 ぐ。
亀甲状土の湿地には木道が敷かれ、少し距離を歩いたな、と思う頃ガスの向こうに光小屋が見えて くる。正面からはいけず、ぐるっと回り込んで入り口へいって荷物を降ろした後テントの受付。
原則自炊だが、今は50歳以上ないしは三伏以北からの縦走で、3時まで受け付けだと食事も頼める。 まだ新築間もないのか、実に綺麗な小屋。水場は往復30分程度。かなりくだらないといけない様子。 2時57分の受け付けで当方にも食事権はあるが、ここは当然テント。というか、もうここまでき たらおかんでもいいか、と思っていた。持ってきた食事はほぼぴったり。約1日分が残っただけで 13日間で1日分を余計に食いつぶした計算だ。
意外と入り数は多く上のテント場(4〜5張り)は一杯。下のテント場を2人で使うことにする。 いったん荷物は降ろし、赤石からの女性が数分遅れてやってくるのを待つ。受け付けが終わって間 もなくあがってきた。
伊能さんはすでに登頂も果たし、タクシーも確保した模様。先についていた北岳からの人は伊能さ んの連れかと思っていたのだがどうやら全然別だったようで足がないそう。3人になったのでこち らもタクシーを頼む。彼らより1時間遅い午後1時の予約。明日は少しゆっくり出ていく。

そしていよいよ最後の1ピーク光岳。遠い山だった。どうでもいいピークだということはよくわかっ ている。そして茶臼から1日の距離。よほどのことがなければ踏むことのないピークだ。
深南部へ入るときのために残しておいたピーク。一足先に踏むことになった。
そして、おそらく5年10年というスパンで再び踏むことはないだろう。
なんでもない樹林の中を空身で行く。足取りは重くも軽い。もう足が攣ろうが関係なかった。全力 だった。
気は急く中、後続に足を合わせときおり立ち止まりながらのCT15分ののぼり。そしてひどく中 途半端な場所に立つ道標が見えてくる。
南ア全山縦走が確定した瞬間。どうでもいい場所に立ついとおしい道標の前で時間が止まる。

長かった。
この道標に会うためにやってきた。
言葉は出なかった。

少し遅れてやってきた赤石からの女性の到着を待って、最後の写真撮影。
この山行ではじめて他人にカメラを預けた。

70m先の展望台に足を伸ばす。大無間がようやく見えるくらいの展望。深南部の深い山々が僕 の気持ちに立ちはだかる。今日はここでひきかえす。
光岳に立ったときに感じなければならない感情が湧いてきた。

最後まできたわけではない。ここでひきかえすのだと。


あまり深く考えるのはやめよう。今日は美酒だ。
消灯直前まで他パーティを巻き込んでの大宴会。ガスも上がってきたが気にしない。茶臼にか かる雷雲からの閃光を見る頃から、やがて周囲は真っ白になりテント場も見えないほどになる。
彼らも明日それぞれにそれぞれの生活に戻る。最後の晩餐。
明日イザルで写真を撮って最後の餞にしよう。

気づいたときにはビールの空き缶が十数本並んでいた。テントを張ったのは午後8時も回る頃だった。


1日 光小屋〜易老渡 霧のち晴れ

最もつらい朝がやってきた。山への憧れ、下界への憧れ。

早くから目がさめるが出発の時間にはまだ間がある。なかなか進まない時間。あと数時間もすれば 山を降りて下界に戻る。いや、戻れるといった方が正確か。

テントの中で発電機が動き出すのを耳にする。少し白んできた外を見ると何の展望もないガス。
また今年も最終日になって天気が良くない。イザルでの最後の撮影はあきらめよう。代わりにテン トの中で無為に時間を過ごす。思索を巡らす時間があるということはつらいものだ。

山を発つ日はいつも切なく悲しい。
これで終わったわけではない。終わってはいない。


さあいこう!今日は降りるだけだ。
そしてまた新しい南を発見しにいこう。

いつもよりきつく靴紐を結んで、そしてテントを片付けた。





あとがき〜

最終日は易老岳まで戻り、全員で記念撮影をした後一旦おわかれ。
易老渡への長く単調なくだりをこなした。10時半頃下山かと思ったが意外に長く、またペースも 少し遅い人が混じったので12時8分の下山となった。おりてきて橋を渡った瞬間タクシーがやっ てきて、夏の暑いさなかの車中の人となる。
非常に本数の少ない飯田線も、あわただしく温泉につかっているうちに出発。あとは待ち時間なし で上諏訪行き普通電車、あずさ70号と乗り継ぎ午後6時31分、まだ明るいうちに甲府駅に入っ てしまった。
夜叉神行きのバスは翌午前3時であるが、宿泊することを考えればタクシーで行くコストより時間 的メリットの方が大きかろうと思い、その日のうちに車を回収することができた。



- タイム

 ほとんどの場所は中高年の小屋泊まり荷物の足とほぼ同じくらいのペースになりますが、中には少  し早い場所や、空身で歩いているため極端に早くなっている場所もあります。

20日 
夜叉神の森  5:00
夜叉神峠   6:15〜20
1950   7:22
2200   9:07〜24
苺平    10:04〜10:30頃
南御室小屋 11:00

21日
南御室小屋  3:10
薬師岳小屋手前4:10〜5:26
観音岳    6:20
地蔵岳直下  8:10
2779   9:51 高峰
白鳳峠   11:05
広河原峠  12:43
早川尾根小屋13:20

22日
早川尾根小屋  4:20
2553    5:14 ミヨシの頭
2700    6:05
アサヨ峰    7:03〜55
栗沢山     9:05〜50頃
仙水峠    11:00
仙水小屋   11:35

23日
仙水小屋    3:45
仙水峠     4:18〜55
駒津峰     5:55〜6:03
甲斐駒     7:05
摩利支天
駒津峰     9:10
仙水峠    10:08
長衛小屋   11:53
大滝頭    13:40〜14:00
藪沢小屋   14:23

24日
藪沢小屋    4:30
大滝頭     5:01
森林限界    5:25
仙丈小屋分岐  6:41
仙丈ヶ岳    7:11〜35
2975    8:09 大仙丈ヶ岳
2676    9:41
伊那荒倉岳  10:39
2499   11:40 独標
横川岳    12:27
両俣分岐   13:01
両俣小屋   13:30

25日
両俣小屋    4:50
左俣大滝    6:35
2841    8:45 中白根沢の頭
北岳分岐    9:53
北岳     10:10〜20
北岳山荘   11:35

26日
北岳山荘    3:45
中白根山    4:20
3055    4:40
間ノ岳     5:31
農鳥分岐    6:30
西農鳥岳    7:17
農鳥岳     7:49〜8:11
西農鳥岳    8:40
農鳥小屋    9:15
三国沢源頭  10:36
三国平    11:06
熊ノ平小屋  11:57〜12:22
北荒川天場  15:24

27日
北荒川天場   3:45
北俣岳     5:05
塩見岳     5:46〜6:00
塩見小屋    6:52〜7:05
本谷山     8:45
三伏小屋    9:26〜43
2784   11:33
小河内岳避難小屋 ?(12時頃)

28日
小河内岳避難小屋 5:04
板屋岳      6:56
高山裏      7:46
水場       8:05
中岳      11:30頃
悪沢岳     12:06
中岳避難小屋  12:30頃

29日
中岳       5:00
3030     8:20
赤石岳      8:40頃〜10:20
百間洞     12:03
大沢岳     12:53
百間洞     14:00頃

30日
百間洞      3:22
稜線       4:23
中盛丸山     4:38〜5:11
兎のコル     8:00
前聖岳     10:14
奥聖岳      ?
聖平       ?

31日 晴れ後霧

聖平       3:53
2702     5:51 南岳
上河内岳     6:29
茶臼岳      8:29〜38
2480     9:18
仁田岳分岐    9:33
仁田岳      9:43〜45
仁田岳分岐    9:54
易老岳     11:32
三吉平     12:40
2330    13:30
イザルヶ岳   14:32
光小屋     14:57
光岳      15:22
光小屋     15:40頃

1日
光小屋     5:38
三吉平     6:37
易老岳     7:51
2000    9:25
易老渡    12:08

極力正確に取るようにしましたが、中には正確でないものも混じっています。
僕の時計は諸般の事情により標準時より2分位進めてあります。記録は時計通りです。

地図

 昭文社山と高原地図 「甲斐駒・北岳」「塩見・赤石・聖岳」
 地形図「夜叉神峠」「鳳凰山」「仙丈ヶ岳」「間ノ岳」「塩見岳」「赤石岳」「上河内岳」「易老岳」「光 岳」


区切り線

最終更新日:2002.8.10

山旅メーリングリスト - www.tozan.org

TOP

Valid XHTML 1.0!