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写真
水芭蕉

燧ヶ岳・至仏山 ・・・・また早駆けやってしまった・・・

3ヶ月位前から日程も決めて休みの予定もいれていたので、も う天気が悪くても動かせない。先週はさすがに悪天が8週続き ということもあってお休みにしたのだが、さらに悪天予報。今 年登る予定にしていた山のいくつかはすでに10月までには予 定日が取れず来年持ち越しになってしまっている状態なので、 悪天覚悟で尾瀬へ行ってきました。尾瀬といえば観光地・・・ だと思われている方がおりますが、おひきとり下さい。思い切 り山です。木道を歩くだけでも、天候が悪化すれば1600m の場所ですから、それなりの装備がないと危険です。
で、焦って今年尾瀬に入ったというのは、実は尾瀬はもう終わ りかけています。シカの食害が酷くて、湿原が食い荒らされ、 あちこちにシカ道もできはじめている。もう全然ミズバショウ とかいって喜んでいる場合ではないんですね。一旦食い荒らさ れたら元に戻るには*千年という時間が必要ですから、今を逃 すと生きている間には見ることはできない。(というか、元に 戻るかどうかさえわかりません。白馬岳なんかもう永久に回復 不能なほど破壊し尽くされたと言いますね)
で、シカ対策とか言ってますけど、シカを減らす議論は本気で されているのに、ヒトを減らす議論は聞いたことがない。ちな みに、効果が高いのは言うまでもなく後者なのに、ですよ。

尾瀬ヶ原に入るルートとしては、一般的に沼山峠、鳩待峠、大 清水が使われています。ほかに御池からのルートや、戸倉スキー 場からのルート、小沢平、考えようによっては川俣からのルー トもありますがこれは尾瀬沼まで3日位かかりますので一般的 とはいえません。
一旦福島県か新潟県小出まで入らないといけない、やたらと休 みが取れる身分の人だけがカネにモノを言わせて入る沼山峠は さておき、鳩待峠と大清水では、利用者数の著しい差が問題に なっていて、むこうの芝が青いのか、本当に自然のことを考え ているのかは知りませんが、本当に自然のことを考えているの なら津奈木から先の道路を潰して鳩待まで1時間ちょっと歩い てもらえば済む話なので、多分芝が青いだけでしょう。オーバー ユースとかいいつつ、そういう建設的な議論を誰もしようとし ないのが不思議。
で、何で鳩待からはいる人が多いかといいますと、鳩待から尾 瀬ヶ原までは徒歩1時間で標高差はマイナス191m。大清水 からだと2時間で標高差はプラス580mマイナス80m。な んか見られればいいや位の人は、やっぱり鳩待から入りたくな りますね。でも、尾瀬沼のミズバショウを見るのにも鳩待から はいる人が多いというのは何をいわんやです。鳩待からミズバ ショウが咲く尾瀬沼の東岸までは普通の人の足では1日以上も かかるのです。大清水からなら2時間です。
で、そのへんの利用者の差が料金の差となって現れていて、鳩 待の駐車場は2500円/日。大清水の駐車場はステッカー含 んで500円/回。今回は2日で駆けたので10倍ですが、普 通3日かかるコースですから、15倍見当。15倍ですよ15 倍。もう、鳩待なんかに止めたらバカですよ。尤も、大抵の時 期は鳩待へは車では入れませんが。
で、今回は大清水から入って鳩待へ下りて、バスで大清水まで 戻りました。行ったからにはやっぱり尾瀬ヶ原と尾瀬沼と両方 見ないと勿体ない。鳩待から入って牛首あたりまで行って戻っ てくる位で尾瀬に行ったなんていわないで欲しいですね。
で、大清水へ入ったのは2時。車中で仮眠して、5時には出発 できる体制だったのだが、駐車場の支払いをどこですればいい のかわからない。登山者の5時というのはだいたい午前9時位 でして、入山するには時間的にかなりおしてきている時間。周 囲の店は全く開く気配がないので、やむを得ず車はそのままに して5時50分出発。大清水からCT1時間は林道歩きで、一 ノ瀬休憩所へ向かうが、流れ込んでいる沢がまたトマブドウ沢 と沖ブドウ沢。このあたり一帯ではやはりトマとオキは一般的 な呼称だったようです。結構歩いたつもりだったのにトマブド ウ沢橋を見たときにはちょっとショック。
林道ですので目立った傾斜はなく、45分ほどで休憩所に着く と、15分ほど先行していた先のグループが休憩中。休憩所の 先へ行くとすぐ橋をわたり、ここから本格的な登山道。といっ ても細いだけでさほど足場が悪い場所はなく、そのほどんどに は木の階段がつけられている。あちこちにブルーシートが残置 されていて、山とは勝手が違うことを痛感。
冬路沢の渡渉(ちゃんと橋がかかっています)と林道の合流点 (というか終点とぶつかる)ではっきりと現在地が確認できる。 合流点では物見山、鬼怒沼山方面の展望があるが、このあたり から登りが急になってくる。あまり山の特定はできなかったの だが、何ヶ所かで周囲の山々が見える。暫くは尾根なので展望 があるが、左へ折れて尾根を外れるあたりから全く展望がなく なる。傾斜が緩くなり、まもなく三平峠。ここで一旦休憩して 食事。悲しいことにここから80mも下らなければならない。 にしても、誰ともすれ違わない。喧騒だと聞いていたのでかな り拍子抜け。地図上には尾瀬沼10分とかかれているが、ちょっ と10分では厳しい。10分位歩くと尾瀬沼が見えてくる。涙 が出る位綺麗。天空の楽園を地でいっている。天気もかなり良 くなってきていて、燧の山頂にはガスがかかっているものの、 すっかり晴れ渡っている。尤も、雷雨という予報も出ていたの で、登れるうちにということで先を急ぐ。15分位かかって 尾瀬沼まで下りるが、ここで登山者数計測器発見。写真にとっ ておけばよかったと思ったときにはすでにはるか先に行った後。 ほんと役所はしょーもないところばっかりにお金使うよなあ。 で、尾瀬沼へ出たところで、おおっ人だ人だ〜〜人がいたぞ〜〜 (爆)ほとんど遭難者状態だが、あの尾瀬で人に会わないとい うのは逆に怖いものがある。群生というわけではないが、遅れ に遅れたミズバショウがまだ残っていた。例年だと5月が見頃 なので、この時期に残っているのは凄いことだ。
尾瀬沼からの水は日本海側と太平洋側の両方に流れ込む。尾瀬ヶ 原の水は信濃川へ流れ込むので日本海側。鳩待峠が丁度分水嶺 になっている。
写真をとりながら尾瀬沼の東岸を進む。なかなか先へ進まない が、長蔵小屋から先へ進んだあたりで長英新道へと入る。午前 9時以降入山禁止と書かれた道標の横を入る(遅くになって入 る観光客が毎年遭難騒ぎを起こすのでしょう)と、森林の中。
尾瀬という面影はなく、しばしお別れ。あまり標高は稼がない のだが、積雪があったりして若干歩きづらい尾根伝いの道。尾 根伝いなので雪崩れの虞も極めて低く、冬道でもある。同じ尾 瀬側の道でナデッ窪はまだ到底登れるような状況でないとのこ とで、やはり判断は正解だったようだ。因みに、ナデッ窪のナ デッは雪崩の訛だとか。その長英新道も、暫くは尾根らしくな く、尾根にのったことが確認できるのは1時間以上歩いた後だ。 逆にどこが尾根なのかわかりづらいので、片っ端から赤ペンキ でしるしがつけられている。印をしっかり辿れば、まず迷うこ とはないが、積雪時に観光客が入られたらどうかなあ、という のはある。9時頃からヘリがさかんに飛び回っており、かなり ぐるぐるしている様子なので誰か遭難したのでしょう。
尾根の右側から中央に乗る1900mあたりを過ぎると、登山 道は川状態。さすがに大清水からCT5時間に達しているので 休憩を入れたいのだが、なにしろどこにも休めるようなポイン トなんかない。前半楽だった分このあたりでかなり標高を稼ぐ のもまたダメージが大きく、湿原を抜けて俎嵒(本当は山が上 だけど、unicodeだとうまく表示されないのでこの字で代用。
以下同様)の稜線へ出るところでエネルギー切れ。ここまです れ違ったのが2組と、到底百名山とは思えない様相。さすがに これだけ少ないと心配になる。しかも、湿原のところに意外と 雪が残っており、沢沿いを下りる対斜面が下りられるかどうか 心配になってくる。
で、このエネルギーが切れたところではじめて!山頂へ向かう 登山者とバッティング。雪渓のところでアイゼンつけていたん だけど、バテバテで登ってくる私を若いのに頑張らないととか 言っていたんで、今時の軟弱な若者なんで・・・って言ってお いた。そうしたらこのおばさん一行2人組(いや、1人は若かっ た僕好みはぁと)まあ、すれ違う登山者にいいふらす。僕もい い加減だから、いやあ今日は荷物が重くて・・・なんて言っと いたのですが、後で大清水から上がって山の鼻まで行くと知っ たときの驚きようといったら。
俎嵒から柴安嵒へは一気。CTでは20分と書かれているが、 5分位だったような記憶が・・・本当はもうちょっとかかった のかなあ。で、ここで食事にして、見晴新道というJARO も真っ青な沢筋の全く展望のない道をくだる。雪崩の爪跡がま だ生々しく、倒木があちこちで登山道をふさいでいて、しかも トレースが薄い。確かに登山道を歩いているはずなんだけど、 違う沢筋へ入り込んでしまったのかと思って、一瞬立ち止まっ て周囲を見てしまいました。しかも、ちゃんと支沢が隣にある んだよね。まずいなあ、と思って、テープの類を探すけれども、 冬場雪崩の危険性の高い谷筋を登る人はまずいないわけでそん なものはみつかりようもない。とりあえず数十mそのまま下り てみると、その場所であっていたようです。で、この目印らし きものが全く無い沢を下りてくると、明らかに角度が変わる場 所へ出る。でも、まだ沢の中にいるようにも見えるし、まった く先も見えてこない。時間的にはいい加減田代へ出ていい頃の はずなのに、さすがに足の方も疲れてしまってあちこちで踏み 外したり踏み抜いたりして安定しない。そんなこんなしている うちにようやく巻き道と合流。コースタイム2時間25分となっ ていたが、12時45分の2時30分なので、ほぼコースタイ ム通りの時間がかかった計算だ。田代十字路へは2時45分だっ た。
で、本日の目的地まであと1時間45分。うーんもういいやあ、 と思いつつ、木道をカメラ片手に走る走る。とにかく、片っ端 から写真を撮りつつ、時間がおしていることもあって足は速い。 振り返るとさっき登ってきた燧、正面には至仏のたおやかな姿 が。右の景鶴山も素晴らしいが、こちらは登山禁止。イワナの 類もとにかく片っ端からカメラの中へ。福島から群馬へ入って、 竜宮から先へ向かう。目的地は山の麓なので至仏山を目指して 進めばいいのだが、尾根が出ているので、あの裏あたりかと思っ たら、全然まだ先。もうへろへろでバランスを崩して木道から 落ちそうになる(笑)それでも結局田代から1度もザック下ろ さず2時間歩きとおし、4時ちょっと過ぎ(なんと写真を撮り ながらコースタイムを切った!)に山の鼻へ入る。ここでも登 山者の数を数えていたが、肝心の幕営地がみあたらず、しばし 探し回るとどうやらビジターセンターの正面。テントの申し込 みをするが、800円になります。って、800円って高くねー か?しかも、金だけ払わせて届け出票くれるだけ。ふつーは名 前と行き先書かせるもんだと思うけどなあ。そーゆーことやっ てると、これだから尾瀬はって、言われるよ。
で、さっさとテント設営して遅いお昼にし、ビジターセンター などを覗いてみる。出てくる頃には尾瀬の生き物とか花のこと とか、すっかりわかった気になりました。でも、やっぱりわかっ てませんでした(爆)
大清水から燧・至仏に登る場合、初日は長蔵小屋泊まり、2日 目は田代か距離を伸ばしても山の鼻泊まり、3日目至仏アタッ クというのが普通、らしいので、結局この日は丸2日の行程。 で、7時からビジターセンターでスライドショーとのことで、 タダだというので参加させてもらいましたわーい。で、説明の おねーさん、辻堂だとか。まずいよー同じ駅だよー。
で、終了の頃には雨降りになってしまいました。悔しいのでも うとにかくさっさと寝ることにする。
翌朝は5時頃目がさめて、結構本日の入山者がわらわらと出始 めて木道を歩く音で目をさましたのだが、すっかり雨に濡れて しまったのでおきだすのが億劫で、ペグ張って朝食の支度など を悠長に。
スタートは6時。さすがに2日目なので疲れが出ていて、あま りペースをあげない。まもなくで森林限界をこえると、夢のよ うな世界が!
涙が出るほど美しかった。真っ青な空と照らされ輝く水の流れ、 喉を通る湧水の冷たさ。澄んだ空気から照る日差しを癒す残雪 の残り香、ときに吹くやさしいそよ風。そしてふり返ると目に とびこむ尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。可憐に咲き競うお花畑に導かれて 空中の庭園まで行くと奥に見える山頂。まさに天国への階段を 登っているような感じでした。
美しかった。今まで登った山の中で一番美しかった。
山頂は見えているので、あそこだと思ってラストスパートをか けると、それはニセピークでした。ありがち。7時50分のこ とでした。その先に山が続いているのを見たとき、思わず声が。
で、直下5分位のところで先行者に追いつく。5時半スタート だそうなので、これで30分詰めたことになる。登りCT2時 間40分を2時間数分ですから、悪くないペースだと思います。
でもって、山頂でさっさと写真撮ってそそくさと下山。登頂は 8時3分、下山開始は8時50分。下まで先行者と一緒に下山 して鳩待峠には10時20分頃到着した。


意外とお金かかった(というか、贅沢にお金使った)ので記録。

コンビニ   4046円
税金の4重取られ(※)500円
ジュース    120円
幕営料    800円
トイレ        100円
ガイドブック     120円
ラムネ    200円
バス(鳩待ー戸倉)  900円
バス(戸倉ー大清水) 590円
駐車場    500円
温泉    600円
おみやげ   1260円
そば    650円
コンビニ    370円
-----------------------------------
 10756円

※本来一般会計で負担すべき道路建設費に対して、所得税を払っ た上に自動車税を払い、さらに税金の三重取りとして自動車重量 税を払っているにもかかわらず非合法に通行税を徴収された。
政府の無策のおかげで僕はきちんとした収入を得られていないの だから5重取りか。いや、そもそも政府がちゃんとしていればもっ とずっと近くに住んでいたはずだから(以下省略)

写真 写真
写真 燧ケ岳
写真 はるかな尾瀬 東京電力
霧の中に浮かびくる東京電力
写真 尾瀬沼周辺
写真 写真
写真 写真
写真  

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 大清水〜燧ケ岳〜山の鼻〜至仏山〜鳩待峠
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
難易度 特に危険な場所はありませんが、山の上は観光地ではないので・・・・
所要時間 1泊2日だとけっこういい行程
他の季節 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
トイレ 各地に点在
水場  
避難小屋 ありません
幕営適地 山の鼻
交通 さほど駐車場は大きくないと思うのですが、鳩待から入る人が圧倒的なので。駐車場まで舗装
大清水の場合
キャブコン可
マイクロ可
トレーラ可
登山計画書 不明
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他  

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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