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写真
たまご石

平が岳へいってきました。

地図はこちら。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=55394100

只見の最奥にあるこの山は、僕が山をはじめたごく初期の頃から山 行を暖めていた。少なくとも僕の記録には98年計画、と書かれて いるので、最低でも4年半は暖めたまま登れずにいた山である。

たいていの人がどこかで聞いたことのあるフレーズ、
「ふたたび道のない山として、その美しい山頂が保存されるに違いない」

たとえどんなにミーハーと呼ばれようと、この言葉に惹かれない岳 人がいるであろうか。



5時に登山口へ入る。すでにあたりは薄明るくなっているが、到底 登れるような状況ではなくとりあえず仮眠。8時半スタート。
しばらくは林道を歩く。少々水量の多い下台倉沢を横切ると尾根に取り付きとなる。
すぐに尾根らしくなるが、わかりづらい1064の標高点をこえる と戸渡りになる。なだらかな山寛容な山、というイメージで入山し ているのでこれはまったくのノーマーク。あとでインターネットを ひっかきまわして見たら悪天時に「ザイルを出した」などという記 録もある油断のならない尾根である。僕も雨のとき風のときはご遠 慮願いたいところだ。

久々の天泊荷物に少々メゲ気味で、1197をこえたあたり前坂の すぐ目の前のザックが転がっていかなそうなところで最初の1時間 目の休憩。前坂をこえるとすぐガスの中へ入り周囲の展望はなくな る。あとは次々に出てくるトラロープを横目で見ながら標高を稼ぎ、 下台倉山(1604)までは1時間30分弱。台倉山まではさらに 1時間。台倉山には標識がないが三角点がど真ん中の目立つところ においてあるのですぐわかる。ここからはだいぶニチャニチャグチョ グチョしていると聞いていたが木道の整備が進んでいる様子。
台倉山から先は落ちるようなところもなくひたすら距離を伸ばすが、 寝不足がつらい。1751先で左足をかばったので何が起きたのか と思ったら足がつってた・・・せめて前触れくらいほしいのね。

白沢清水で水を2L仕入れ、すぐに出てくる倒木。うまいというが 静高平と同じくみとり式。ひっかきまわすと浮遊物が入るので勝手 がわかるまでちょっと時間がかかる。煮沸で食事にしか使わなかっ たので水の味はなんともいえないが、調べたところかなりうまいそ うだ。そういえば、この木道の具合、茶臼から光岳のあのあたりに 似ていないこともないような気もする。
そして、まずいなーと思ったんだけど、倒木をこえたところで今度 は右足。うーん。そんなにキツいかあ?
登山道は非常に幅が細く、足をぬらして腕に擦り傷を作る。
樹林を出るとだいぶえぐれた登山道の間。腰高より高い段差をたび たびこなし、まもなく池の岳へ出る。展望らしい展望はまったくな かったのでイマイチどのあたりにいるかわからず、ようやく山頂ら しきものが見えてくる頃にはもう池の岳の山頂直下だった。
一面の湿原だが花の方は今年平標と八甲田と踏んでいるので正直強 い感動はなし。シャクナゲが終わりかけであまり綺麗でない状態に なってしまっているのがよくない、に輪をかけている。やたらと林 立する巨大な標識にも興ざめ。遥かな深山へきた雰囲気ではない。
チングルマは探せばまだ咲いているのがあるがすでに大半はホネホ ネ。ワタスゲはまだ綿がついているのが多く木道の間からも咲いて いる。期待したニッコウキスゲは見当たらず。

そこそこいい時間にもなってきた上、天気にも恵まれなかったので 山頂は明日の好天期待にしてとりあえずテントにする。玉子石方面 へ向かい、約700m登ったり下ったり。一番奥までいってみるが、 まったくテント場ではなかった。とりあえず元のところまで戻り、 雪渓でまったく先が見えないような状況の中、こっちだったはずだ、 で分岐の道標をみつける。水場向かいの木のテラスで天幕。テラス の上に石が並べてあるので、ここまで立ち寄ればすぐわかると思う。
2人用の無駄に広い天幕へ入る頃には目と鼻の先が見えない位の濃 霧になった。
ビーフンをあけたら3人前一袋。食べきれないのでこれはパスして 夕食はラーメンにする。いわし蒲焼缶を片手にビールを最後まで飲 み終わる頃には気絶するように寝入る。

翌朝は4時頃目を覚まし、外をのぞいてみると相変わらずまっしら。 お茶漬けの朝食にしながら、まあ、雨が降ってないだけましさ、と 思っているとテントをたたく雨の音。
「・・・・・」
と思ったが、すぐやみ、食事が終わる頃には池ノ岳→玉子石の雪渓 が見えてくる。空模様を見ながら、今日は上は雨具に、と思って雨 具を着こんで、さ、撤収。と思うと再び雨。ついに雨天撤収バージ ン喪失か、と思われたがバラバラと降っただけで本降りにはならな い。ぬれた木道で滑らないよう歩き、分岐まで実荷で行ってそこか ら先は空荷で山頂へ。0.7kというが、意外と距離があるように 思った。倒木の間から樹林を抜け、真っ白な空間に露出され感を感 じ始めるとまもなく湿原の登場。木道沿いに歩いていくと平が岳の 巨大な看板が登場する。→三角点、と樹林の中へのご案内。ここを 右へ曲がるとなんでもないところに三角点。2141と書いてある トンデモな標識だが、ここは2139.6。みんなここで帰っちゃ うんだろうなあ。地図見ればすぐわかるけど、平が岳の山頂はここ ではない。ここではない、どころか、ざっと200mも離れている。
それでは、本物のピークはどこ? ・・・・これは、僕も確信がも てません。それらしい所(少なくとも三角点よりは1.5m程度高 そうなところ)には立ちましたが、三角点から200mも離れてい ただろうか。というと、どうもあまり自信がない・・・・僕も山頂 に立たなかったんじゃないか、という疑念が。
悪いことに、あのなだらかな山頂付近の三角点の位置が213「9」 で、2130の等高線が9mも下。かなり地形に推測が入ってしまう。

他人のサイトで山頂からの写真として提示されている写真には、僕 の見た池塘とまったく同じ形の池塘が写っていた。ということを考 えると、限りなく「登頂した可能性が高い」と見ていいのではない か。尾根の張り出し具合から考えて僕が立った位置が山頂であるこ とに疑いはないのだが、そうすると地形図に書かれた登山道の位置 は実際の木道とは微妙に違っていることになる。ああいった湿原の 山でそうそう登山道の位置は変わるものではなかろう。
それにしても、真の山頂本当の山頂が三角点の位置ではなく200m も離れた場所だ、ということについて触れているサイトが1つもな かったというのはどういうことだろう。

木道を歩いていき、これか、と思ったところを入る。木道の上に完 全に笹が多いかぶさっているところをみるとここまで歩いてくる人 はそうそういないのだろう。それにしては異様な看板の林立。
かなり濃いガスの中、あまり展望が利かない中で見渡す限りの湿原。 本来なら会津駒も見えるようだ。見える範囲内では最も高いところ に立ったことにとりあえず満足し下山とする。


思いはいろいろあれど、残念ながら下りは時計とにらめっこしなが らの悲しい下山。人生のステージが変わるほどに登頂のチャンスを 待ち続けた山。もう少し感動があっても良かろうに。

写真 これは林道部分。この位の太さがある
写真 林道脇でみつけた花
写真 下台倉沢、と書かれていますが、下台倉沢はここではありません。もう少し手前の渡渉する場所。
山頂までの距離は12.5km。
写真 花。割と小さい花だった。
写真 痩せ尾根のちょっと怖いところ。このど真ん中を歩いていく。
写真 もう少しあがってきた、前坂の手前あたり。
写真 ツツジ。ごまかせるかな、と思ったんだけど、これだけ写真にはっきり写るとダメですね。終わっているのがバレてしまいますな・・・
写真 別の花。この花が気になるんだ。
写真 下台倉山の近くと思います。
写真 まだこれから咲く模様。端境期だったのかな。
写真 赤い実。えーっと、南天?ウソです。
写真 でもって、こんな具合に
写真 ツガザクラだっけか。
写真 これは下台倉山と台倉山の間にひっそり咲いていたやつ。4,5株くらいだったでしょうか。ここでしか見ませんでした。
写真 シャクナゲ。できるだけ綺麗なところを選んだのですが、大半はもう終わっておりました。
写真 この花ご存知の方、当方あてまで一報ください
写真 上に同じ
写真 台倉山→白沢清水付近。
写真 一瞬晴れ間も見えたのですが・・・池の岳の手前のニセピーク直下。
写真 池の岳山頂0.1m地点。
写真 でもって、こちらが池の岳。ひだりが平が岳の山頂。正面は玉子石方面。
この場所に2張りくらいなんとかなりそう。
写真 でもって、向きをかえたところ
写真 ワタスゲ
写真 えーっと、黄色いのは諦めています
写真 これは良く見るやつなんですけどね・・・・なんだっけ?
写真 でもって、平が岳山頂方向。
写真 玉子石方面への登山道。
写真 たまご石 1.0km。山頂1.0km。
写真 チングルマのホネホネ
写真 んー
写真 少し玉子石方面に歩いたところ
写真 皇太子ルート入り口。
写真 テント場からの展望。これはよく見えたとき。
写真 はい、再度シャクナゲ。
写真 登山道。なんちゅー荒れ方だ。
写真 2141と書かれているが、ここは2141ではない。2139.6。
ここを山頂だと思って帰った人はごくろうさん。
写真 おそらくここが最高点と思われる。
写真 でもって、この場所から見える池塘
写真 山頂?からの展望
写真 池の岳下からの展望。
写真 おりて
写真 これでわかるかどうかわからないけど、このくらい急峻。
写真 駐車場の様子
写真 向かい側のスペース数台
写真 ポストはしっかりしている
写真 バスの本数はこのくらい。意外と多いな。

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 鷹巣登山口から往復
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
難易度 本文を参照してください。迷いやすいところはありませんが、ガスの時は雪渓に注意。
所要時間 往復11時間半程度。日帰りは相当過酷ですが、小屋の類はありません。
他の季節 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
トイレ 登山口のトイレは仮設。小出ICから鷹巣まで少なくとも4箇所公衆トイレがあります。山中にはトイレはありません。
水場 台倉清水、白沢清水は涸れる可能性あり。池の岳平ヶ岳中間の水場(登山道からは少し離れた場所)も雪渓由来のため渇水期は危険かもしれません。
避難小屋 ありません。営業小屋もありません。
幕営適地 水場前。4張が限度か。池ノ岳に2張。ほか台倉清水、白沢清水周辺に数張り。一面湿原で張れるところは限られる。
交通 正直公共交通機関では絶望的。尾瀬沼山口からバス乗り換え会津乗合自動車。
小出からの場合四輪の普通車・軽自動車のみ可。二輪車は通行禁止で尾瀬側からしか入れない。自転車、徒歩(!)の場合はシルバーライン通行不可。
大型車不可ですのでトレーラも避けたほうがいいと思う。 鷹巣の駐車場は25台程度。駐車場まで舗装

銀山平〜鷹巣間の道路の太さはこのくらい。ガードレールなしで路肩が決壊しているところもあるのであまり路肩に近づきすぎると湖にダイブすることになります。
写真
駐車場のサイズはこのくらい
写真
登山計画書 用紙備え付け。
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他 平が岳の山頂の位置について 本文参照。

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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