すれ違いの手順

えっと、ちゃんとすれ違えるくらい幅のある登山道ならいいのですが、
幅のない登山道ですれ違いをする場合は、以下のようにしてください。
1)優先順位
山では、原則として登りが優先なので、基本的には下りの人が待ちます。
ただし、登りの場合でも、大人数の場合は人数の多いほうが待つように
した方がよいでしょう。
よけられる場所が少ない場合は、少人数の側がよけて、大人数のパー
ティを先に行かせる場合も考えられます。
2)待つときは
待つときは、安全な場所で原則として山側へよけます。谷側へよけると、
荷物が接触したりした場合に落ちる可能性があるからです。
やむを得ず危険な場所ですれ違いをする場合は、極力安全な場所を早め
に確保して、岩や木につかまるなどして接触しても滑落しないよう十分
な配慮が必要です。
また、滑落の危険のあるところでは、相手の人数を確認するなどして、
行ったり戻ったりしないで済むようにしたいものです。
3)譲ってもらったときは
焦らず走らず、でもって、荷物に十分に注意して、接触滑落などのアク
シデントは極力避けるように注意します。
4)両方とも動いた状態で
両方とも動いた状態ですれ違うのは、登山道の幅が広いときだけにして
ください。狭い登山道で両方とも動いた状態ですれ違うと、腕や荷物が
接触して滑落や転倒の危険が増大します。
5)混雑する難ルートは時間の余裕をもって
とくに混雑するルートで、いわゆる難所と呼ばれるルート(西穂高→奥
穂高や、大キレット、八峰キレットなど)では、どうしてもすれ違いに
時間がかかり、予定外に行動時間が伸びる可能性があります。このよう
なところをハイシーズンに通過しようという場合は、十分に時間の余裕
をもってでかけるようにしてください。心労や焦りから、変な事故を起
こしたりしては元も子もありません(しかも、こういう危険箇所の通過
の場合、事故はとりかえしのつかないことになりやすいと思います)
最終更新日:
山旅メーリングリスト - www.tozan.org