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こんな図はみたことがあると思いますが、地図読みの基本、というのは実はこれなんで、もう1度おさらいしておきます。 一般的にいって、沢、というのは左の図のような生成をします。どこか1点に水が流れはじめると、そこに水が集中するようになって、そこが侵食されるようになります(2つめの図)そこに沢ができると、その沢に向かって別の沢が入り込み、さらにその沢は水量を増して侵食されていく。結果、3つ目の図のように複雑に沢が入り組むようになります。で、残ったところが尾根になるわけです。 具体的な名称は、以下のとおり。 (1)沢 (2)出合い (3)峠・コル・キレット (4)尾根 (5)ピーク まずは、このなりたちを頭に入れてください。そして、どこをどう水が流れたか、というのを、まず想像します。 |
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次に、1本の尾根に注目します。1本の尾根の途中から沢が走りますと、下が崩れてくると今度は上の土も崩れますから、尾根上の沢の合流点、というのは、(1)のように一段低くなっていることが多い。逆に、(4)のように尾根として残った場所、というのは、(2)のように高くなっていることが多い。小ピークもしくは山頂になるわけです。 このことから、尾根についている登山道は、下から上に標高を稼ぐにあたって、登ったり下ったりしながら、最終的にピークにたどり着く、ということがいえます。逆に沢は水の流れで作られるものですから、絶対下らない。斜度の違いはあれど、必ず登りつづけるということが言えます。 次に、尾根と尾根がぶつかるところは、一般的に行って1段高くなっている。逆に、沢とぶつかるところは、1段低くなっている。 たとえば、自分の目の前の道が下っている場合、樹林帯で何も見えない場所でも、地図上で尾根と合流しているところを見れば、だいたい自分のいる位置にあたることが多いわけです。逆にコルなら沢と合流している場所であることが多い。 逆に、沢のはじまりは、コルであることが多い、というのもまた真です。 |
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| それでは、実際に本当にそうなっているかどうか見てみましょう。JPEG変換をかけたため画像の↓が潰れてしまっていますが、そのへんは読者の方で補完してください(笑) 赤い↓(色覚障碍者の方ごめんなさい。谷筋の↓が赤色です)が、沢と尾根が合流している部分、上の図でいきますと(1)にあたります。黄色い↓(同じく小ピークに書かれているのが黄色です)が、(2)や(3)にあたります。そして、青い↓(手書きのものです)が、(4)です。 どうでしょうか。尾根と尾根がつぶかっているところは高く、沢と尾根がぶつかっているところでは低くなっているかと思います。たとえば、尾根についた登山道で一段高いところに出たら、それは大抵尾根とぶつかっている場所です。逆に一段低い場所なら、大抵沢とぶつかっている場所です。 3mとか5mとか、その程度しか盛り上がっていない場所、というのは、等高線には出てきません。 写真でいうと、右から3つ目の黄色あたりが怪しいですが、ちょっとした盛り上がりにのっかったとき、地図には出ていないけど、地図上で尾根とぶつかっている場所だ、というのが推測できるかと思います。右から1つ目や2つ目のピークは、多分地図で見てもわかりやすいと思います。 |