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ひざ痛を克服する mixiチェック ツイート

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過体重による登山においては、おそらく大抵の人が大なり小なりひざ痛を経験することになると思います。その解決方法として、最も効果が高いのは体重を落とすこと−

と、言ったら,怒られますね。具体的な数字は失念してしまいましたが、1日歩き回るとひざには数トンの力がかかるそうです。体重に加えて荷物の重さが膝にかかるわけですから、登山者にとっては膝がアキレス腱なのです。

さて、登山によるダイエットをするにあたり、ひざの痛みを克服すること、というのは、ある意味非常に重要なことです。喜び勇んで登山に出かけたはいいけれど、ひざを痛めて当面休養、では、リバウンドを経験するだけで終わってしまいます。
登山ではありませんが、私の身内にも、ジムマシーン(ステッパー)で、山に登るやつがあるんですね。重さがのぼりで重くなったり、登った距離が出るのが面白くて3日やり続けたらひざをいためて本番の山に登れず、結局前より体重を増やした方がおりました。

さて、ひざをいためない山登り。
ひざを守るといいますか、ひざ痛を予防するための登山用具はいろいろありまして、サポーターであるとか、ワコールのCW−Xであるとかが代表的なものですが、ストック(ハイキングステッキ)を2本使うことは、ぜひおすすめしたいです。ストックはうまく長さを調整する必要がありますので、山の用具の項を参考に、その斜面に合わせて長さを調整してあげるようにしてください。

もう1つ、効果があると思われるのは、靴の中敷き。山屋で買うと高いですが、ナントカ靴卸売センターとか、ナントカホームセンターとかで、ソルボセインなどの衝撃吸収中敷きを手に入れてくると良いと思います。
僕の場合、ジョギングをやるときに、舗装された遊歩道を使っていたので、膝への衝撃が大きかったんですね。その対策で中敷きを変えたのですが、その限りにおいては確実に効果は出ていました。(但し,それでも毎日は走れなかったので過信はできませんが・・・・)登山の場合は、未舗装ですので地面からのけり返しはそんなに大きくはないと思います。

さて、道具の話はここでは置いておき、まずはじめに、この図を見てください。

春のうららの隅田川 登り下りの岳人が

わっきー画伯の美しい絵(以下省略)につき説明しなくてもわかるとは思いますが、上が登りでの足のおろす高さ、下がくだりでの足のおろす高さ、になります。

詳しい説明ははしょりますが、この、高さ−というものが、最もひざへのダメージを増やすファクターです。高さによって生まれるエネルギーが、地面と膝とにふりわけられる、と考えていいと思います。地面が固く衝撃を吸収しないようなら、さらに膝へのダメージは増えるわけです。
つまり、膝にダメージを与えるのは、登りより下りの方が大きいわけです。

即ち、ひざ痛を出さないようにするためには、この、「くだり」をどう大事に歩くか、によって、大きく変わってくるのではないかと思います。

そのためには、まず第一に、特に下りにおいては丁寧に足を置くことです。下りですから重力に任せて足運びをした方が、あまり力も必要ないですし、スムーズに時間的にも速く歩けることが多いですが、登山は決して速く歩く必要はなく、むしろ怪我なく下山することの方が大事です。えいって足を出して、重力に任せてサクサク歩くと、気づいた時にはひざが痛い、といったことになりかねません(そのほうが楽しいし気持ちいいんだけどね・・・・)

その昔、山は猫のように歩け,と申されたそれはそれは偉い登山家がおりました。そんな気持ちで歩くと良いでしょう。

次に、もう1つ見てもらいたい図があります。これです。

幅とのカンケイ

これは、歩幅と高さの関係を示したものです。
bの位置では結構下まで足を下ろさないといけないですが、aの位置ではさほど下ろさなくて済みます。
つまり、できるだけ歩幅は小さくしたほうが,ひざにはやさしい・・・・ということになります。

尚、具体的なメカニズムまでは僕は説明できませんが、とくに膝周りの筋力をつけることで膝痛が直ることは非常に多いそうですので、いろいろやってみたけど膝痛に悩まされる−という方は、筋力アップを試して見ると良いでしょう。筋力をつけることで基礎代謝も増え,さらにダイエットは楽になります。

これを踏まえた上で、山選びにも少し言及してみたいと思います。

膝が弱い人の場合、車で踏み固められた林道を歩くことはあまりおすすめできません。また、上の例からいいまして、下りの傾斜がキツいルートより、登りの傾斜がキツいルートの方が良いのではないかと思います。

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最終更新日:2012.2.27 9:18(by script)
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