減少量を制限すること
先に飢えとダイエットの関係を書きましたが、飢えに対する防御というのは、こんなところでも利いてきます。
人間の体というのは体重の減少にきわめてシビアにできていまして、およそ月に体重の5%以上減らすと、防衛本能が働く、といわれています。要するに耐えがたい食欲やリバウンド、基礎代謝量の減少=痩せにくい体化する、といったことが起きるとされています。
60kgの5%ですと、だいたい3kg。このあたりが1月に落とせる体重の上限です。えー3kg?と言ってはいけない。もし毎月コンスタントに3kgづつ落とすと、1年で36kgです。
改めて書きますと、ダイエットには時間がかかるものです。
どんなにゆっくりであろうと、どんなに急ごうと、長期にわたって何がしかの我慢を抱えこまなければなりません。
はじめは嬉々としてがんばって、いや、がんばりすぎて、順調に体重が落ちているように見えても、急激なダイエットは体の防衛本能を呼び覚まします。やがて落ちなくなって、場合によっては再び元の体重に戻る。あまり根をつめずに長期にわたって取り組むほうが結果的に成功につながるはずです。
即ち、うまく5%程度づつ落ちるように、記録をつけて体重を管理していかなければなりません。だから記録をつけないダイエットはダメなんです。
先にも書きましたとおり、登山の場合は、消費カロリーがきわめて大きい。とすると、摂取カロリーをさほど減らさなくてもスムーズにダイエットができることになります。
もちろん本能のままに食べることはできませんけれど、厳しい摂食制限をしなくても(軽い摂食制限だけで)いい。これが、ダイエットにとって、いかに心強いことかは、1度でもやったことがある人には語るまでもないことでしょう。
最終更新日:
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