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奥秩父縦走から帰って以来、もう1週間くらい山に登っていません。
少し更新も空いてしまったので、久方ぶりに何か書いてみることにしましょう。
といっても、僕は小学校中学校と、作文は1度も提出したことがありません。
基本的に文章書くのは苦手なのです。
実は、奥秩父縦走から帰ってきて以来、足が腫れていて歩ける状態ではあり
ません。
僕は、長期縦走にでかけると決まって足を痛めて帰ってくるのです。今回は
5泊6日ですから長期というほど長期ではありませんが、いつも足を痛める
のはわかっています。足をいためないよう注意しながら歩いて、で、大過な
く帰ってきました。今回は足を痛めずに帰ってきた。GW後半は屋久島へGo!、
のはずだったのですが、帰ってきて1日あけて、左足足首に2箇所、やけど
をしたような大きな水ぶくれができてしまいました。一時は激痛で立てない
ほどでした。もう1週間近くになりますが、まだ山へ行けるほどは回復しま
せん。
下界へおりてきたときは何ともなかったので、山中で作った傷かどうかは全
く不明です。どうやら毒虫かなにかにやられたんじゃないか、ということだっ
たのですが、靴下で隠れる部分ですし、はっきりした原因はわかりません。
とにかく、長期山行の後は足を痛めるジンクスが今回も発揮されたことだけ
は確かです。
さて、奥秩父縦走、といえば、だいたい奥多摩駅から雲取山へ入って、甲武
信岳と金峰山を踏んで、瑞垣山荘へ下山するのが短縮版、瑞垣山荘からさら
に横尾山をこえて清里駅まで歩くのが完全版です。僕は散々歩いた雲取山は
はしょってしまいましたが、下山地はやっぱり清里駅まで頑張りたい。とこ
ろが悪いことに横尾山から飯盛山の間は昭文社の地図では破線ルートになっ
ています。それも、所々踏み跡の消失する、難しい方の破線ルートです。横
尾山越えはかなり読図力の問われるルートになります。
で、下準備として、大蔵経寺山−951−八人山、佐野峠から三石山、検見ヶ
丸、茨菰山、醍醐山、鍋嵐と、立て続けにバリエーションルートを歩いてお
きました。いずれも無事登頂し、横尾山をこえるだけの読図力はあることを
確認できました。
僕自身はさほど卓越した読図力を持っているとは思っていませんが、まあそ
れでもいっぱしにバリエーションルートが歩ける位にはなった、ということ
です。
僕は一時期山岳会にいましたが、山岳会にいた間読図に関してはあんまり学
ぶ機会はありませんでした。僕にとっての読図の原点は、平塚本との出会い
です。この本を読み返して、で、1年間読図をテーマにして、この本に忠実
に山を歩いたのが今結実した、という感じです。
BE-PAL BOOKS 2万5千分の1地図の読み方 平塚晶人著 小学館
ISBN4-09-366111-1 1600円+税
読図ができるようになりたい、と思っている人は、とにかくこの本読んで、
1年間読図をテーマにして、この本に忠実に歩いてみることです。
思うに、山をはじめて、まず何を覚えるべきか、といわれたら、僕は真っ先
に読図を挙げます。別にバリエーションルートを歩け、というのではないの
ですが、山というものは赤い線と赤丸と、数字で書かれたコースタイムでで
きあがっているものではありません。山というものを理解するには読図が不
可欠だろうと僕は思います。それ以上に、山を歩けば歩くほどに、昔は気づ
かなかったやばそげな踏み跡やらそま道やらを見つけるようになりました。
ああ、ここは読図ができないとやばそげだな、道標見落としたらやばそげだ
な、踏み跡見落としたらやばそげだな、というところを見つけることが多く
なってきたのです。
登山地図はダメで地形図でないといけない、という意見にはイマイチ賛成で
きませんが、最低限地図は持って、読む努力はしてもらいたい。
多分僕と一緒に山登ったことがある人は、僕がどの位地図見ているかは知っ
ていると思います。一時期はあの位地図を読む時期があってもいいと思います。
結果、奥秩父縦走では、序盤の長時間行動、中盤のラッセルに続いて後半のや
ぶこぎ。無事完歩して清里駅にたどり着きました。日数こそ長くはありません
が、難しい山行を完歩できた満足度の高い山行になったと思います。