北ア南部のキーワード

とくに夏山で話題になることの多い、北ア南部の山や主要なキーワードを
地図としょーもない解説を組み合わせて入れてみたいと思います。
とりあえずこの山域をおさえておくと、夏山の話でこの山域の話が出ない
ことはまずないですから、これだけ頭に入れておくと概ね話しについてい
けると思います。
ただ、僕自身はあまり北アルプスはいきませんので、そのへんは適当と思っ
てください。なお、手元に何の資料もない状態で書いているので、若干の誤
りはご容赦。
これでだいたいわかるようでしたら、調子にのって南アとか北ア北部とかも
やってみたいと思います。
****** wrote:
> このメーリングリストで話題になっている
> 山々も、どこにあるやら分からず、地図を見ながら読む始末。
(1)北アルプス南部(と、北部の一部)
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親不知
|栂海新道
△朝日岳
▲白山 欅平 +---▲白馬岳
下廊下-+ △唐松岳 八方尾根S
▲剣岳 阿曽原 ▲五竜岳 五竜S ▲雨飾山
|------- ▲鹿島槍 簗場S ▲高妻山
称名滝 | +--△爺が岳 佐野坂S
室堂 |-▲立山 | |
======) | 黒部ダム | (=扇沢===================
| | |
+----- 針の木岳 △--+-△蓮華岳 信濃大町
| |
▲薬師岳 ▲水晶岳 +--------+
| ▲鷲羽岳 葛温泉========================
| 雲の平+-- 湯俣
▲野口五郎岳--+ 燕岳 合戦尾根
△三俣蓮華 北鎌尾根 △-----------*中房温泉
| 双六 | |----△有明山
△--------------+ 東鎌 △ 大天井岳 |
| | 槍▲-----------+ | |
| | 大喰△ --------+ | +----
| (滝谷)南岳△-+ 槍沢 | ▲常念岳 ----- 穂高
| 大キレット| | | 一ノ沢
| | 穂高▲ 涸沢-----横尾 △蝶が岳----
▲-----+ | |---+ 安曇野
笠が岳 | 前穂△ 徳沢 |
| | -------上高地-徳本峠-------岩魚留 更埴
新穂高温泉 | 岳沢 | | |
▲焼岳 大正池 △霞沢岳 |
平湯温泉 |中の湯 v △六百山 |
==)=========(==== ^釜トンネル 沢渡 |
安房トンネル ================================================ 松本
白骨温泉 奈川ダム 島々宿
こもれ日の湯
▲乗鞍岳
←岐阜(飛騨側) 長野(信州側)→
※ ▲:日本百名山のピーク △:それ以外のピーク
*こもれ日の湯
沢渡駐車場のむかい側にできた日帰りの温泉。毎回使ってます。
*松本
北アルプス南部の登山基地。ここへ高速バスないしは鉄道で入り、松本電鉄とバスを
乗り継いで上高地へ入る。
*島々宿
松本から17キロのところにある宿場。釜トンネルが開通する前は北アルプスへ入る
には島々宿から岩魚留小屋経由で徳本峠(とくごうとうげ)をこえて上高地へ入って
いた。すぐ近くには新島々駅(しんしましま)がある。
*沢渡(さわんど)
釜トンネルは一般車通行止なので沢渡に車をとめてバスに乗り換える
沢渡駐車場エリアのバス停は下から沢渡大橋・沢渡・沢渡上・茶嵐、だったかな。
1つ抜けているかも。
*六百山
上高地から見える山の1つで、全く登山道がない上、岩登りでも登れないらしい。た
ま〜に登ったという人がいるが、どうやら冬場氷がついた状態でアイスクライミング
で山頂にいく、という話をちらっと聞いた。
*霞沢岳
日本二百名山。北アルプスの中ではあまり人がはいらないマイナーなピークだが、かっ
こいい山である。
*安房トンネル
安房トンネルが開通したことにより、岐阜と長野の間が通年でとおれるようになった。
旧道は冬季通行止
*中の湯
釜トンネル直下にある温泉。安房トンネルのまん前にあったため、場所を移動。新し
い焼岳登山口のまん前になった。
*焼岳
北ア唯一の活火山で今も噴煙が上がる。山頂からは乗鞍岳方面も見える。
紅葉はとても綺麗。昨年行きました。
*釜トンネル
手彫りのトンネルで、幅は大型バスがやっととおれるくらい。中は水がだだ漏れになっ
ていて、歩くと水をひっかぶる。釜トンネルを抜けると焼岳の雄姿が左に見えてくる。
僕が歩いたのは2年前。
*大正池
焼岳の噴火で梓川がせきとめられてできた湖。だんだん小さくなっており、やがて
消滅するといわれている。
*新穂高温泉
飛騨側の北アルプス登山基地。
*上高地
日本でも有数の景勝地であり観光地。河童橋と行列くらいしか見所はない?
冬はスノーシューで歩き回るには最適だそうだ。
すぐ近くに小梨平という森の中のキャンプ場があり、そこでテントを張れる。
*岳沢
遭難の名所(爆)荒天のとき前穂から降りてきた人が岳沢に転落して死亡する。
*前穂高岳
穂高岳の一角で3000m峰。
*奥穂高岳
今年**さんが行ったのがここ。穂高岳の最も高いピークで、3190mは日本第
3位の山です。ピークには小さい祠があるだけなのですが、槍の展望は圧巻!そし
てアルピニスト憧れの山でもあります。
僕が行ったのは3年前だと思います。
*笠が岳
今年わっきーが登ってきた山。槍や穂高が正面に見える大展望台。花も綺麗でした!
一山だけ離れているので、なかなか登頂の機会に恵まれません。
*徳沢
井上靖の小説「氷壁」でかおるが待っていた宿。滝谷を登り涸沢経由でかおるに
あいに行くはずが滝谷で落石に遭い遭難死する。
*涸沢(カール)
上高地から横尾を経由して奥穂を登る場合、涸沢を初日の宿泊地にすることが多い。
日本一紅葉が綺麗なところと言われているが、ここ数年はハズレ続き。
日本一広い天場は500張りだったかな?でも岩場で寝心地は悪そうでした。
*蝶が岳
槍穂の大展望台であり、ゴールデンウィークでも割合簡単に登れる山。雪が解けて
くると蝶のカタチの雪形が残り、それをふもとでは農事の目安とした。
僕は3年前に行きました。
*大キレット
奥穂高〜涸沢岳〜北穂高岳〜南岳間は、日本の一般登山道のなかでは最も難しい
ルート、と言われています。中でも北穂高岳〜南岳間は鎖梯子が連続しており、
大キレットと呼ばれて恐れられています。中でも、キレット内の長谷川ピークや
飛騨泣き、といったいかにも危なそうな名前の場所が危ないらしいのですが、実
際にはさほどでもないという証言もあります。
ちなみに、僕はまだこえていません。
*滝谷
鳥も通わぬと評された恐ろしい岩場。クライミングの対象であるが、技術的には
相当困難らしい。
*一ノ沢
「いまだ下山せず!」の、のらくろ山岳会が雪崩で遭難したのはここ。
ネタバレ?
*常念岳
日本百名山。同じく槍の大展望台。こちらも常念坊というお坊さんの雪形ができる
のが名前の由来。
*大天井岳(おてんしょうだけ)
今年**さんが燕〜大天井〜槍〜南岳(表銀座といいます)をやりました。
大天井岳は槍方向の尾根(東鎌尾根)と常念方向の分岐点。僕はまだ行ってませ
んが、なかなか険しい山だそうです。
*大喰岳(おおばみだけ)
花の百名山だそうですけど、僕がいったときで花が咲いていたことは全くありません。
というか、本当にあんな岩だらけの山に花が咲くんですか?
僕は昨年行きました。
*南岳
槍から大喰岳を経由して南岳から槍沢へおりるルート。途中に氷河公園という池の
ある園地があるのですが、ここが綺麗なのです。
僕は昨年行きました。
*槍ヶ岳
北アルプスのシンボル。3180mのとんがった山はどこからでもわかり、南アか
ら「あっ!槍が見える」というと、よく見たら中アは宝剣岳だったというのは良く
ある話。また縦横に登山道が巡り燕岳から槍を踏んで上高地へ降りる「表銀座」、
槍から双六岳(すごろく)、鷲羽岳(わしば)、水晶岳(黒岳)方面を経由して葛
温泉に降りる「裏銀座」は登山者が非常に多いためそれぞれルートに名称がついた
と言われている。そして南へ行けば南岳、大キレット、登山者あこがれの槍穂縦走
ルート。登山道の十字路としてアルピニストのクロスロードとも言われる。
ピークは険しいが、3100m付近までは歩くだけ、あとはちょっと岩場と梯子を
登るだけなのでさほど苦もなく登頂は可能。そして、3100mのところにある肩
の小屋「槍岳山荘」は、なんと南アからも確認できるのだそうだ。
僕は昨年、一昨年、その前年と3年連続行っています。
*槍沢
槍の下にある沢。下から行くと標高2000m付近に槍沢ロッヂ。そこから30分
いくとババ平という梓川の流れる平地がありまして、そこがキャンプ指定地。さら
に30分くらいいくと大きく登山道が左へ曲がりますが、ここが大曲。
大岩があって南岳方面と分岐したところを右へいくと、一段高いところがあって、
ここがグリーンバンド。ここから下は緑がありますが、ここから上は岩場になりま
す。ここが1段高くなっているのは、昔氷河があって、氷が地面の岩をここまで押
してきたからだそうです。グリーンバンドの上へあがるとようやく槍が見える。
で、なかなかみえないものだから槍沢小屋のところに槍見岩というのがあったり、
横尾槍沢間に槍見河原なんていうのが存在する。
グリーンバンドの上には坊主岩小屋という岩の小屋がありまして、ここは槍ヶ岳を
開山したばんりゅう(どんな字だっけ?)上人というお坊さんが、槍ヶ岳を開山す
るときに使ったといわれています。ホントか?
播隆上人は4度目の槍ヶ岳登山の時、この小屋で断食をして即身仏になったとかい
う話をちらっと聞いたことがあるのですが、僕も自信がないので確認してください。
*燕岳(つばくろだけ)
夏はコマクサの群生地として有名ですが、冬は割と簡単に登れるアルプス冬山入門
の山として、燕山荘(えんざんそう)の赤沼一至氏演奏のアルペンホルンもまた有
名です。
今年5月に行きました。
*合戦尾根(かっせんおね)
アルプス三大急登といわれている合戦尾根。途中には合戦小屋がありスイカを食べ
ることができますが、このスイカの皮を狙ってクマが出没していたそうです。合戦
小屋の方ではこの対策として皮を下界へ下ろすなどの取り組みをした、という記事
が最近の山と渓谷誌に出ておりました。
休憩所は第一ベンチ、第二ベンチと呼ばれます。
*北鎌尾根
かの有名な登山家松涛明氏が「サイゴマデ タタカフモイノチ トモノベニスツル
モイノチ トモニユク」の壮絶な遺書とともに冬場遭難死した北鎌尾根には、実線
はおろか破線もひかれていません。最後は槍の穂先で拍手に迎えられて登るといわ
れていて、それを期待して登った某ナントカヘブンのサイトの某氏は、2ビバーク
の末最後はなんでそんなところから登ってくるのか、と怪訝そうな顔で見る登山者
に迎えられて登頂したと言われていますが、北鎌の存在も、その難易度も知らない
登山者だったのでしょう。夏でも北鎌を上がるのは大変なのです。
北鎌尾根上の地名では、「独標」と「貧乏沢」だけ覚えておけば十分でしょう。一
般ルートの登山で北鎌の地名まで出てくることはまずありません。
*剱岳
今年**さんが行ってきたところです。その昔は3000m峰だったのですが再測
量の結果今は2998mとされています。その峻険さは南の槍・北の剣と、日本の
アルピニズム代表の山ですが、一般ルートからですと剣の方が大変だという話を聞
いています。山頂から北西に伸びるのが早月尾根で、終点が馬場島(ばんばじま)
山頂の南東には剣沢雪渓があります。立山からいくとカニのタテバイ、カニのヨコ
バイという難所があります。
♪剣見るなら赤谷尾根(あかたんおね)でよーとかいう歌の赤谷尾根には登山道は
ついていません。
ちなみに、剣岳とも書きますけど、剣山と書いたら四国の山です。
*室堂
扇沢から1万円近く払ってケーブルカーとトロリーバスを乗り継ぐとやってこれま
す。立山の登山基地であり、春スキーのメッカでもあります。日本一高いところに
ある温泉「みくりが池温泉」はこちら。
*針の木岳〜鹿島槍〜爺が岳〜扇沢
今年**さんが行ったところ。針の木岳は花の方が有名ですが、大雪渓も有名。
降りた扇沢は黒部ダムの玄関口。ぜひダムダム君をおみやげにどーぞ(?)
*五竜岳〜(八峰キレット)〜鹿島槍〜爺が岳〜扇沢
今年わっきーが行ってきたところです。八峰キレットは鎖梯子の連続する難所。
雨で岩が滑りやすくなっている中で6時間以上も緊張が抜けず、メゲてしまいまいた。
なお、ML外ですので名前の方は伏せてあります。
これを読んで、面白そうだな、と思ったらぜひメーリングリストにも参加してみてく
ださい。

最終更新日:
山旅メーリングリスト - www.tozan.org